山岳遭難救助訓練(その1)

2006年12月2日(土)晴れ


 12月2日(土)~3日(日)でARIアルパインクラブの山岳遭難救助訓練を実施した。

 この訓練はARIアルパインクラブの遭難対策訓練の1つで、救助隊を編成し遭難者の救助搬出を実践的に実施する訓練である。

(参加者/6名)有持、原、中溝、小林、上田、岡野

 訓練場所は毎年恒例の清川村にある谷太郎川中流域。

https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/e/d/ed68d099.jpg
 訓練場所にはこんな看板が。。。(笑)


 煤ヶ谷から林道を一番奥まで車で入り、駐車場の奥のエリアを訓練区域にしている。

 この周辺には訓練に最適な堰堤、谷、尾根、沢など全てがそろっていて効率よく色々な想定で訓練を実施することができる。

 今年は都合のつかなかったメンバーが多く初日は6名で実施することになった。

 俺は指導にあたるため全般的な指導と安全確保。

 救助隊長には小林を指名して隊員に指示を出してもらい訓練を進めていく。

 細かいレスキュー技術はメンバーも熟知しているので、俺が出した遭難想定にあわせて隊長の指示の元に各種技術を駆使して救助搬出にあたることになる。

 間違った動作、危険な動作などをしているときには俺が適宜、注意、指導、解説をしていく。

(想定1)
 ① 遭難者は手、足を骨折しており身動きが取れない。
 ② 背負うと痛みが激しいため担架を使用しなければならない。
 ③ 河原まで下って沢を渡り奥にある岩壁を尾根まで引き上げてヘリでの救助を待つ。

 上記の指示を隊長の小林に与えてさっそく訓練開始。

 まずはザックで担架を作成し負傷者役の原を固定する。そしてサポートをつけてザイルで河原まで引き下ろしをする。

 次に沢の対岸までザイルをフィックスし負傷者移動時のバックアップとし、4人で負傷者を担いで沢を渡った。

https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/8/c/8c4b876c.jpg
 沢を渡る

 
 ザック担架だけでは不安定なためにザイル担架にザックを引いてクッションとし負傷者を固定しなおした。

 そして4人で担いで岩壁の下部まで移動。

https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/b/9/b9b5a1da.jpg
 担いで搬出


 岩壁の立木上から下部の立木にエレベーター式チロリアンブリッジをセットし引き上げ。

https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/c/e/ced64868.jpg
 岩壁の上に引き上げ


 ここで状況を中止し昼食タイム。

 小林は隊長任務は初めてのためなかなか的確な指示をだすことができず救助システムのセットにもかなりの時間を費やしてしまったが、救助訓練が2回目の小林がいきなりできるものではないのでその場、その場で色々と解説して進めていった。

 昼食後に下記の想定で訓練再開。

(想定2)

① 午前と同じく負傷者は動くことができない。
② 小さなピークを1つ越える。
③ 小さな涸れ沢だが負傷者を担いで渡れない。

 ロープバスケットに固定した負傷者役の原を固定。

https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/6/e/6e29ad5a.jpg
 ロープバスケットを編む小林

https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/0/b/0b34e49e.jpg 
 原をロープバスケットに固定


 駐車場の左側の緩めの斜面をザイルで確保しながら引き上げる。

 同じ斜面をザイルで確保しながら引き下ろし。

 そして小さな涸れ沢をチロリアンブリッジで対岸に渡して土曜日は訓練終了!!

https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/a/f/af7a2236.jpg
 チロリアンブリッジ


 午前よりずいぶんとみんなの動きがよくなってきた。(^o^)(^o^)(^o^)

https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/5/8/585f5539.jpg
 訓練終了後に。。。


 その後は別所温泉に行って冷え切ったカラダを暖めてから俺の自宅で飲み会。

 途中から鈴木輝、吉田が参加して8人で大宴会となって大騒ぎ。

 小林、岡野が完全にはじけてしまってみんなで大爆笑!!(笑)

 小林は泣き上古でした~。(笑)

トレーニング再開

2006年12月1日(金)晴れ


 早いもので今日から12月ですね~。

 12月と言えば一昨年に自転車を始めて、初レースで「筑波山ヒルクライム」に参戦したな~。

 人数も少ないローカルレースだったが、距離が6kmぐらいと短くかなりのハイペースだったため酸欠で頭の中が真っ白になってしまって死にそうになるほど辛かった記憶がある。

 それでも年代別で9位だったかな?

 しかし市町村合併の影響もあって去年からレースは中止になってしまった。

 思い入れのあるレースが無くなってしまうのはチョット寂しい。
 
 また再開してほしいものだが。。。

 さて、日~火曜まで3日間、完全休養して水曜から周回コースでトレーニングを再開した。

 今まで3日間も連続してトレーニングを休んだ事がなかったな~。(笑)

 1周目はウォームアップで2周目からいつもの負荷でトレーニングして48km走行。

 木曜日は2kmのダンシングダッシュインターバルも入れて高負荷トレーニングも始めた。

 木曜も48km走行。

 水曜は冬用ウェアだと暑いぐらいの気温だったが木曜日は寒いぐらいで気温の変化が激しい。

 風邪を引かないようにしなきゃ。

 今週末はクライミングクラブの山岳救助訓練を実施するので自転車トレーニングはできないので今日はたっぷりと走り込んでおこう。

 10日のJCRC最終戦が終わったら今度はクライミングモードで~~す!!(^o^)(^o^)(^o^)

 ではでは~。 

ツール・ド・足柄/レース連続写真(その2)

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レースの連続写真です。
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