2019年2月16日(土)晴れ
今日は北海道に来てから7日目にして
やっと安定した天候となりました。
今年の北海道は荒れた天候が続いている日が多いですね。
朝になって
K岡さんが体調が良くないと言うことで
ホテルで待機することになってしまいました。
連日の仕事の疲れと旅の疲れが出てしまったようです。
天気がいいだけに本当に残念ですが
N村さん、G藤さんと渚ブライダルベールへと向かいました。
札幌から約1時間20分ほどで到着。
出発地点には旭川ナンバーの車が1台停まっています。
ちょっと出遅れてしまったみたいですね。(笑)
アプローチは海岸沿いの旧道を10分ほど歩きますが
傾斜は全くないのであっという間に到着。
先行パーティに2人組がすでに登っていました。

先行パーティは
一番簡単な真中のラインを登っていたので
我々は左端の一番難しいラインを登ることにしました。

途中で氷質が変わる可能性もあるし
水氷になるとアルミでは刺さらなくなってしまうため
アイススクリューはアルミとステンレスの2種類を準備しています。
ビレーポイントの作成もあるのでチョット多めに持っていきます。

左側のラインは出だしから垂直もしくは少しかぶり気味です。
氷は粘りがあってほとんど割れることがないので
ピックが刺さってしまえば安定しています。

途中にはオーバーハングも出てきます。


登っている途中に取付きを撮影。

トップロープをセットするので
約30m登ってビレーポイントをセットしました。
この上のオーバーハングも楽しそうですが
今回は登りません。


隣にいた先行パーティは
何かトラブルがあったようで
ちょっと苦戦していました。
このルートは氷のスタンスがたくさんあるので
比較的登りやすいです。

トップロープをセットして練習開始。
最上部まで登ると約70mあります。

今日は氷に穴は開いていないため
バイルのピックをしっかりと刺さないと登れません。
バイルを1発で決めないと
傾斜も強いので
腕力がどんどんと消耗していきます。
お二人とも苦戦していました。


渚ブライダルベールは
名前の通り海沿いの崖にあります。

G藤さんはなんとか登り切りました。

次はN村さん。

今日は風もほとんどなく
日差しもあるのでポカポカです。






N村さんも苦戦しながら登り切りました。(^^)

次は更に難しくして
一番左の氷の切れたオーバーハングに挑戦。

G藤さんは
テンション交じりですが何とか登りましたよ。

先に見えるトンネルの手前からアプローチが始まります。

海岸の岩も凍り付いていました。

昔、旧道が走れた頃は
今は入口を塞いでトンネルを通って
渚ブライダルベールの取付きまで車で来ることができました。

お二人とも腕がパンプアップしたので
今日は終了となりました。
この海岸沿いの景色、氷瀑のスケール、グレードに
大満足していただけたようです。(^^)
今度来るときには
マルチピッチで上まで抜けたいですね。


充実感に浸りながら車へと向かいます。

ホテルに戻って一休みしてから
夜の札幌をご案内します。
K岡さんは
体調は良くなってきたそうですが
まだ食欲がないと言うことで
N村さん、G藤さんと行く事になりました。
昨日は海鮮炙りのお店でしたので
今日は海鮮のお店へ。


お通しの鮪カツはホント美味しかったです。
お通しを食べればお店の味が分かりますよね。

今夜も厚岸の生牡蠣。

刺身の盛り合わせ。


日本酒は二世古の特別純米から。
北海道の酒米の彗星を使っています。

特大のホッケ焼き。

肉厚で絶品でした。(^^)

初日に千歳で飲んだ
北斗随想の純米吟醸。
これも美味しいです。

次は十一州。

日本酒をたくさん飲んでいるのでと
サービスでイカの塩辛を出してくれました。(^^)

最後は国稀の鬼ころしを熱燗でいただきました。

今夜も北海道の料理と地酒でした。
最後の〆はやっぱりラーメン。
人気店のすみれにご案内しましたが
夜遅いと言うのに大行列。。。
相当待たされそうだったため
たまたま見つけたこのお店に入りました。

飛び込みで入ったお店ですが
意外と美味しかったです。

明日はK岡さん、N村さんは帰宅するので
近場の定山渓でアイスクライミングの予定です。