2019年3月15日(金)曇り

今日はお広沢寺でリードクライミング講習会です。

この講習会はゲレンデでリードしてトップロープをセットし
回収するまでの手順を身に付けます。

まずはビレーポイントの作成方法。
固定分散と流動分散のメリット、デメリットを覚えてもらい
適切なビレーポイントを作成します。
支点が1本抜けた場合のシュリンゲの伸び方を比較。

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流動分散では固定分散より伸びます。
と言って固定分散が絶対に良いとは限りません。

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固定分散は支点が抜けた後の事を考えて作成しますが
流動分散は支点が抜けないようにすることを考えて作成します。
当然、支点が貧弱な場合、又はトップロープをセットして登るラインによって
墜落した時の荷重がかかる位置が変わる可能性があるときなどは
流動分散にして均等に荷重がかかるようにするのが優先です。

トップロープをセットし多時に岩角にザイルが当たる場合などは
シュリンゲの長さを変えて調整します。

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オーバーハンドノットの固定分散。

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インクノットの固定分散。

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木や枝などを使った流動分散。

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リードの手順などを細かく練習をしてから
簡単なルートで実際のリードをやります。

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トップロープのセット。

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ハンガーボルト&チェーンの支点で
ロープの掛け替えでの回収。

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次はルートを変えて実施します。

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ハンガーボルト&リングが2個の支点でのロープの回収。

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よくリング1個で下降しているクライマーを見かけますが
必ず2個のリングにロープを通さなければなりません。
1個では抜けたら終わりです。

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今日はリードでの手順を一通り学んでいただきました。
あとは反復練習をお願いします。
今日はお疲れ様でした。

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