2006年7月30日(日)晴れ

 昨日は早く寝たので4時過ぎには目が覚めた。

 外を見ると昨日の雨が嘘のように晴れ上がっている。絶好のレース日和だ!!

 俺の日頃の行いがいいからかな??(笑)

 みんなは5時に起床!!

 旅館の朝食は無しでレース仕様の朝食を各自で購入してきた。

 俺はパスタサラダ、パン、オレンジジュース、缶コーヒー、CCDドリンク。レース中は水分補給はしないのでスタート1時間前までに水分をたっぷりと補給しておく。

 6時半に会場に移動してさっそくローラー台でウォーミングアップ!!

 ローラー台の後は会場付近の周回コースを何回か走り最後の調整を行う。

 カラダもいい感じになってきた頃に選手集合!!

 7時50分に会場に集合してスタート地点まで市街地をパレード走行を行った。

 スタート地点の最前列にはライバルの牛丸さん、去年の優勝者の和田さんが一緒に並んでいる。別に目から火花を飛ばして権勢しあっている訳ではなく和気あいあいと世間話に花が咲いた。(笑)

 チャンピオン、MTB、女子、Eクラスのスタートが終わっていよいよ俺達Dクラスのスタートの番だ!!

 今日の作戦は。。。

 鳥海のコースは平地、緩い登り、下りがかなりあるのでここでダッシュをかけて引き離そうと思っている。

 当然、そこでは先頭は譲るつもりはないので直線、下りではロードの様な駆け引きはするつもりはサラサラないしガンガンと先頭を引くつもりだ!!

 先頭を引けば疲れが溜まるのでどれだけ足がもつか気になるところだがヒルクライムレースでこのスタイルだけは変えるつもりはない。

 走りきるだけのトレーニングはしてきたつもりだ。

 足が途中で終わろうとも意地でも先頭を引いてやろう!!

 ガチンコ勝負あるのみ!!

 去年と同様、レースクィーンがプラカードを持って盛り上げてくれる。

 8時29分にスタート!!

 誰も前に出ようとしない。。。

 ギアを一気にアウタートップに入れて練習走行のようにガンガンをダッシュをかける。

 2kmほどは直線が続くので40km/h以上まで一気にスピードを上げた。

 最初のコーナーでチラッと後を見るが誰もついてこない。独走態勢!!

 登りが始まるまでは乳酸がたまらない程度に全力走行。

 平地が終わりまずは広い綺麗な道路から登りが始まる。

 傾斜は割と緩めなのでインナーの重めのギアでハイスピードで登っていく。

 前半戦の登りは飛ばしすぎると後に響いてくるので少し控えめに走っていたら牛丸さん、和田さん他3名ほどが追いついてきた。

 5~6名で先頭集団を作って、しばらく抜きつ抜かれつのレースが続く。

 広い道路が終わると畑の中のアップダウンの道が始まる。

 和田さんがダンシングでガンガンと踏んで登っていってそれに他の選手が反応して追いかけているが俺はあくまでマイペースを貫いて走って行く。

 みんな登坂でガンガン登っても傾斜が落ちてくると休んで走っている。

 俺は登坂はマイペースで登って緩傾斜、平地、下りはアウターに入れてガンガンとダッシュしていくのでアッと言う間に追いついて先頭を引いて走る。

 みんな俺のダッシュに反応してついてくる。

 畑の中の登りを過ぎると2車線の広い道路に出て緩い登り、直線、下りになる。

 ここで俺の前を走っていた選手は、先行スタートした選手の後についてドリフト走行しようとしていたが俺がダッシュを掛けて横を追い抜いて行くと面白いように全員が反応して一斉に追いかけてきた。

 この道路は4kmほどはあっただろうか。

 下りでもアウタートップを踏んで走り60km/hオーバー!!

 最後まで先頭を引いて走った。

 ん~~!!

 快感!!(笑)

 広い道が終わり下り坂をUターンしてハーフのゴール地点までの登りが始まる。

 ハーフのゴール地点を過ぎると第1給水ポイント。

 俺はレース中は水分は取らないので、いつもなら給水は無視してダッシュするのだが今日は天気がよくて暑くなってきたし水を頭からかぶるためにもらうことにした。

 スピードが乗っているので1回目は取り損ねて2回目で何とか水を受け取る。

 一口飲んで残りは首から背中にかけて水をかけた。

 お~!!

 暖まったカラダがスッキリ!!

 さて、ここから本格的な登りになるのでバトル開始だ!!

 急傾斜~緩傾斜~平地~下りが何度も繰り替えし出てくる。

 緩傾斜~平地~下りでは俺が先頭にたってガンガンと先頭を引いてペースを上げていく。

 普通の人は緩傾斜、平地、下りでは通常は登りで使った足を休めるのだが、俺がダッシュするので、反応してついてくる他の選手は登りで使った足を休めることができない。

 そのうち疲れが溜まってドンドンと落ちていく。。。

 しばらくすると先頭集団は4人になっていた。

 登りでは牛丸さんとバトルが始まった。

 富士ヒルクライムのときと同じように2人でぴったりと横に並んでお互いの様子を見ながら登っていく。

 横目で牛丸さんの顔とチラッと見るが呼吸も乱れてきて苦しそうだ。俺も苦しいが牛丸さんも苦しいんだ。

 登りのペースはほぼ同じぐらいなので延々と並んで走っていく。

 コーナーを曲がる時にイン側が前に出るので一時的に多少前後するぐらいだ。

 登りでは牛丸さんもドリフト走行なんてしないで走ってくれるのが嬉しい。

 本当のガチンコ勝負!!

 緩傾斜~平地~下りでは俺の方が速いので俺が先頭に立ってアウターに入れてダッシュをかける。

 他の2人の選手は絶対に前に出て来ようとはしない。コバンザメ状態。

 やはり先頭を引いていると足が疲れて来る。

 疲れを取るために少しペースを落としたら牛丸さんの後にコバンザメ選手1人がついて50mほど先行した。

 俺の後にはまだコバンザメ選手1人がぴったりとついている。

 いい加減前に出ろよ~~!!

 まったく。。。

 しばらくペースダウンして足が回復してきたので緩い傾斜と平地でダッシュをかけて2人を追い越した。

 するとまた牛丸さんが横に並んでバトルが始まる。。。

 決して後について走ることはない。牛丸さんの心意気が俺は嬉しい!!

 心おきなくバトルができる。

 でも平地と下りの先頭だけは俺は意地でも譲るつもりはなかったので最後まで先頭を引いた。

 延々と牛丸さんと並んでバトルが続く。。。

 第2給水ポイントでは給水は無視して通過!!

 ボランティアだろうか1人の人がコース途中でボトルを手渡している。

 「あと5km」の看板も過ぎてゴールが近づいてきた。

 残り2kmぐらいのところだっただろうか。。。

 並んで走っていた牛丸さんが登りでダンシングでダッシュをかけて最後の追い込みを始めた。

 俺もすかさず反応しようとしたが足が回らない!!

 平地、下りで最後まで先頭を引いてきたので疲れが蓄積されてきたようだ。

 15mほど離されてしまった。

 コバンザメ選手2人は反応してこない。

 これ以上離されないように回らない足を更に追い込んで追いかけていく。最後の平地でどれだけ追いつけるか。。。まだまだ勝負は最後まで分からない!!

 最後の平地でダッシュをかけてドンドン背中が大きく見えてきたがとうとう追いつけずに最後の急傾斜に突入した。

 あとゴールまで残り100mほどだが。。。

 かなりの傾斜があるので残念だが牛丸さんに追いつくのはもう無理だろう。
 
 あとゴールまで50mほど。。。

 するとゴール直前でコバンザメ選手1人が前に出てきた。。。

 しまった!!

 前に気を取られて後を確認するのを忘れていた。

 すかさず反応して追いかけたが後の祭り。。。

 抜き返す距離がもうなかった。。。

 4秒遅れてゴール!!

 最後の最後に刺されてしまった。。。

 悔しい~。

 まぁ後を確認しなかった俺が悪いのでしょうがない結果だ。

 最後に俺を抜いた選手は「先頭を引かずにバトルのじゃましてすいません~」と一言。

 ゼッケンを見ると土曜日のタイムトライアルで俺より30秒も速くゴールして1位になった選手だった。。。

 「俺より脚力があるなら前に出てこいよ!!」と言いたかったが。。。

 まぁこれも勝負なので結果はどうあれしかたがない。

 牛丸さんとは12秒差となった。

 俺のタイムは1時間7分50秒。

 レース結果は3位になったがそれでも去年の和田さんの優勝タイムより1分以上は短縮している。

 2人でバトルをした成果だ。

 牛丸さんは最後まで正々堂々と勝負してくれて本当に楽しいレースだった。

 牛丸さんもこのブログを見てくれているそうなので一言。。。

 「レースお疲れさまでした」

 今週末の枝折峠ヒルクライムでは負けないようにこの1週間追い込んで頑張ります!!(笑)

 俺も最後まで自分のスタイルの走りを貫いたので結果はどうであれ気持ちのいいレース展開となって今回の走りに全くくいは残っていない。

 これからの課題は。。。

「最初から最後までガンガン先頭を引いてぶっちぎりで優勝できるくらいの脚力をつけること」

 だ!!

 新たな目標ができたので更に精進していこう!!

 (その2)へ続く。。。