2006年10月29日(日)雨~晴れ


 さてとうとう富士チャレンジ200の当日がやってきた。

 一番心配していた天気も予報を聞く限りでは早朝に雨が上がって昼間は曇りベースらしいとのこと。

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 サーキットから見た富士山。昨夜降った雪で山頂が白くなっている。


 最初から雨ならDNSしようと思っていたがこれなら何とか出走できそうだ。

 6時前に国道246号線の富士スピードウェイ入口の交差点にあるセブンイレブンに到着。

 ここでkagamiくん、aokiくんと合流。朝食を食べてから富士スピードウェイに向かう。

 ところが途中からまだゲートが開いて間もない時間だというのにゲートに入る車が大渋滞している。

 結局1時間近くかかってしまい。受付に危うく遅れるところだった。試走をする時間もなく慌ただしく準備をする。

 今日のレースに「Team ARI」からの参加者は、有持、kagami、aoki、F森の4名。

 kitaharaさんはレース直前に指を怪我してしまい大事を取ってDNSになってしまった。

 足の仕上がり具合も順調で調子よさそうだったので出走していればいい走りができたのにと思うが無理をしたら怪我が長引くだけなのでしょうがない。

 今回は我慢!我慢!

 今日のバイクはいつものスコットくんにホイルはキシリュウームES、タイヤはパナレーサーの練習用タイヤ。チョットすり減っていたがまだ使える許容範囲なのでそのまま使うことに。。。

 先週のジャパンカップではゴール手前でパンクしてしまったので丈夫なタイヤを選択した。(笑)

 今年のチャレンジ200の200kmソロの出走者は約1000名もいる。

 チャレンジ200は年代別や脚力別のカテゴリ分けもないし実業団登録者、市民レーサーのカテゴリ分けもなく全てが同じ土俵で走ることになる。
 
 と言うことは上位はハイレベルの戦いになり上位に食い込むのは至難の業ということだ。

 さて、俺が追い込んでどこまで上位にせまることができるか試すことができる走りがいのあるレースでもある。

 練習の成果がどこまでだせるか全力で頑張ってみよう。(^o^)

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 ピットでaokiくんと


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 俺のゼッケン番号


 さすがに200kmもあると群馬アート杯の100kmのようにずっと鬼引きはできないのでできる範囲で積極的に小鬼引きぐらいはしていこう。(笑)(笑)(笑)

 スタート位置はいつもの様に先頭に並ぶ。

 後には総勢2500人ぐらいはいるのかな?

 もの凄い人数が並んでいて壮観だ。これだけの選手が一斉に走るとなるとすごいだろうな~。

 スタートラインの前には今日一緒に走るプロ選手達が並んでいる。

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 スタートラインに並ぶ先導車とプロの選手達


 前半戦でプロ選手達にどこまで食いついていくことができるかで今日の成績が決まってくるだろう。

 9時にスタート!!

 プロ選手達に続いて走っていく。出だしでは200kmソロでは3位ぐらいの位置だっただろうか。。。

 1周目は先導車がついてパレード走行!!

 2周目からレース開始だ!!

 先頭はプロ選手達なのでスタート直後からかなりのハイペース。

 しかししばらくはプロ選手達が先頭を引いてくれているのでときどき足を休めながら走ることができる。

 第1コーナーは去年、もの凄い落車が何回もあったので慎重にクリアしていく。

 ときどき先頭集団から離されそうになるときもあるがそこは我慢してペダルを回して追いついていく。

 一度先頭集団から離れてしまったらスピード差が相当あるので2度と追いつくことはできない。

 上位入賞を狙うためにはどれだけ先頭集団に残ってタイムの貯金をしておくかが鍵になる。

 それでもプロ選手は別として200kmソロではほとんど3位以内の位置でレースが進んでいく。

 数周したらプロ選手達は後に下がってきて一般選手でバトルが始まった。

 いままでのスピードを落とさないようにガンガンと追い込んで行く。

 1人で鬼引きすることは不可能なのでローテーションをしながら走り、先頭になったらガンガンと鬼引きしていく。

 総勢2500人近くの選手の先頭を鬼引きできるなんて気分爽快だ!!

 周回遅れの選手がコースに一杯いるので声を掛けながらすごいスピードでガンガン追い越して行く。

 後から「有持さ~ん!!」と声が聞こえたと思ったらkagamiくんが追いついてきた。

 一度先頭にでて引いてからまた後へ下がっていったのでまた俺が先頭へ。。。

 富士スピードウェイのコースはアップダウンがあって特に最後の登りはかなり足にジワジワと効いてくる。

 他の選手達はダンシングで登っていくが俺は足に疲れをためないためにダンシングはせずに回転を上げてシッティングで回して行くことにした。

 ギアはアウターの52Tでリアは21T~24Tぐらいかな。

 14周目ぐらいだっただろうか。。。

 最後の坂を登って足が弱ってきたのでメインストリートでダッシュを掛けたプロ選手と少し距離が開いてしまった。
 
 すると。。。

 NIPPOの選手だったと思うのだが「頑張れ!!」と言いながら俺の背中を少し押してくれた。

 ここで切れる分けに行かないので「ありがとうございます!!」とお礼を言ってダッシュをかる。

 しばらくもがいて前に追いついた。

 必死に走っていたので誰だったのか分からなかった。本当にありがとうございました。m(_ _)m

 もう最後の坂辺りにくるとフクロハギがピクピクと軽い痙攣が始まった。

 まずい!!

 足がつる直前だ。。。

 何とか耐えてメインストリートをダッシュ!!

 15周目をトップで通過した。

 気分最高~~~!!

(その2)へ続く。。。
 
 ※ そろそろ眠くなってきたので続きはまた明日書きますね。お楽しみに~。m(_ _)m