さて先週に引き続き今週もレースだ。
今年に入ってから今日のアミノカップでもう4レース目になる。
この調子で行けば今年のレース参戦数は40レースを越えるかもしれないな~。(笑)
実業団レースもあるしね~。
会場の相模湖ピクニックランドはうちから30分もあれば着いてしまう距離なのでノンビリとエピックくんの手入れをしていたら今田さんから8時半頃に電話がかかってきた。
「ありさん!いまどこですか?俺、もう会場なんですけど。。。」
あれっ!!
スタート時間が早まったのか??
と思ったら今田さんはレースが待ちきれずに早朝から会場に行っているらしい。(笑)
凄いチベーションだ。(^o^)(^o^)(^o^)
俺も会場に着いて油谷さん、渓さんもそろったところで試走に行くことに。。。
油谷さんはMTBレースは2回目、渓さんは初レース。
コースはグラウンド周辺が少し複雑になっているが特に難しい場所もないので前回の「MTB CUP」の時のようにバイクを押すこともなく走れる。

レース前にみんなと
何回かに分けて4周ほど軽く走って試走終了。
今日も先頭からスタートするため1番乗りでスタートラインにバイクを並べにいった。
今日のスタートラインは20mぐらいかなり長く幅を取ってあって、スタートしたら3mぐらいの狭い所に一気に突っ込むことになる。
なんか嫌な予感が頭をよぎる。。。
スタートラインに並んでいるとなんかミョーに視線を感じる。。。(笑)
このブログを書いているせいか「Team ARI」のチームジャージを知っている人が増えてきたのかもしれない。
たくさんの人に「ブログを見ています!」とか「今度練習会に参加させてください!」とを声をかけていただいた。
ありがとうございます~~。
参加クラスは、
俺と今田さんがスポーツソロ、油谷さんがオーバー40、渓さんがオーバー50に参戦。
さぁいよいよスタートだ。
横一線に30人ぐらいは並んでいる。総勢約120人の一斉スタート!!
横一線に30人ぐらいは並んでいる。総勢約120人の一斉スタート!!
俺、今田さん、油谷さんは最前列。

最前列に並んだ3人。。。
12:00丁度にスタート!!

約120人が一斉スタート
クリートもすぐに入った。
ダッシュ!! ダッシュ!!
一気にコースが狭くなっているので選手が一斉になだれ込んでくる。
一気にコースが狭くなっているので選手が一斉になだれ込んでくる。
いい感じでコースに入れるぞ!
と思った瞬間。

スタート直後。俺の落車寸前
ガシャガシャガシャ。
やばい!!
右にいた選手にハンドルを引っかけられて落車。
他の選手はすぐに立ち直って走っていくが。。。
俺は一番悪い位置にいたらしく落車の衝撃でハンドルがありえない方向に曲がっている。
この時、、、
「今日のレースはもう終わったな~。」
と一瞬考えた。
動揺しているのでハンドルがすぐに直らない。
カラダの様子をみたが擦り傷、切り傷程度と打撲ぐらいのようだ。
カラダの様子をみたが擦り傷、切り傷程度と打撲ぐらいのようだ。
深呼吸をして心を落ち着かせてハンドルを直しエピックくんに再度またがった。
スタートした選手は全員、はるか彼方。。。
少し走ったらまだハンドルが曲がっているのに気がついた。
前輪を股に挟んでハンドルをエィ!!と曲げて修正。
グラウンドの真ん中でポツンと俺1人。。。
みんなの注目の的だ!!(笑)
最下位の位置から再々度スタート。
油谷さんの奥さんが「大丈夫ですか~?」と声をかけに来てくれた。
ありがとうございます。m(_ _)m
MTBレースでの優勝はスタートで半分決まってしまうと言っても過言ではない。
後からスタートしてシングルトラックに集まった選手を後から抜いていくのは至難のワザだからだ。。。
グラウンドからシングルトラックに入るところで30~40人ぐらいの選手が詰まってしまってストップしているではないか。。。
その間にも先頭集団はドンドンと先に行ってしまう。
「もうこれで今日のレースの勝ち目はないな。。。」
と思ったが。。。
「いつもそんなに簡単に優勝ばかりできないんだぞ!」と神様に言われている気がした。
こんなところであきらめてなるものか!
これも神様が俺に与えてくれた試練だ!
この悪条件を乗り越えて結果を出せば更に自信を付けることができる。
俺にはレースや追い込んだ練習の時にはこれ以上追い込んだらカラダがどうなるか分からないと言う一線があって決してその一線を越えるつもりは無かったし、今まで一度もその一線を越えたこともない。
しかし、、、
この状況から先頭集団まだ追い上げるためにはそんなことを言っている訳にはいかない。。。
しばらく心の中で葛藤したが、、、
レース途中でぶっ倒れようがどうなろうが力の限り追い込んでやろう。
そう心に決めた!!
グラウンドからシングルトラックに入った所でとうとうリミッターを外してしまった。
後は行けるところまでガンガン走るのみ!!
シングルトラックは人、人、人。
とてもまともに走れる状態ではない。
後からかなり大きな声で「右い行きま~~す」と叫ぶと。
俺の切羽詰まった大声に圧倒されたのか、
「どうぞ~!」と言って
5~6人ぐらいが一斉に左に避けて道を開けてくれた。
「すいませ~ん」と言いながらすかさずダッシュを掛けて追い越していく。
「すいませ~ん」と言いながらすかさずダッシュを掛けて追い越していく。
抜けそうな場所ではこれの繰り返し。
下りや狭い登りでは抜く場所もないので前が詰まってしまって牛歩のような進み方だ。
そして抜ける場所ではまた大声で叫ぶ。
抜くときにはダッシュをかけて一気に抜かないと道を開けてくれた選手に申し訳ない。
と言うことは下り坂以外では常にダッシュをしている状態だ。
グラウンドの広い道では更にダッシュ。
キャメルバックのホースを口に持ってきてくわえる暇もないくらいだ。
つ・つ・つ辛い!!(泣)
何周かした頃に渓さん、油谷さんに追いついて追い越した。

油谷さん

渓さん

俺

今田さん
走っていても追い越した全く知らない選手から「頑張ってください」とか「ヤビツ練習凄いですね」とか「ブログ見てます」とか色々と声を掛けてもらったおかげで更にパワーアップする事ができた。
みなさん応援ありがとうございました。m(_ _)m
しばらくすると先行していた選手も少なくなりかなり走りやすくなってきた。
しばらくすると先行していた選手も少なくなりかなり走りやすくなってきた。
ここから更にダッシュをかけてスピードアップ。
グラウンドに入って先を見回してみてもまだ今田さんの姿は見えない。
俺がスタートで最初のシングルトラックに入ったときには今田さんはコースの半分は走っていただろうからもう追いつけないかも。。。
と一瞬頭をよぎったが。。。
いや!!
絶対に追いついてやる!!
今のところ足も完璧に回ってくれているし追い越しも周回遅れの選手がばらけているので追い抜きにもストレスは感じなくなってきた。

気合いの入っている今田さん


今田さん
(その2)へ続く。。。