さぁツール・ド・美ヶ原の当日がやってきた。
今回のレースで今年のレースは22戦目!!
去年の全レースは1年で27戦だったので、
今年は半年で去年の約1年分のレース数に迫る勢いで走って来たことになる。(笑)
我ながらよく続いてきたもんだ。
これで何連戦になるだろうか??
しかし毎週レースとなると体調管理とトレーニングが難しい。
追い込み練習を続けているとレースに響いて来るし、かといって休養を入れてトレーニングをしないと不安になるしね。(笑)
今週は金曜に1日完全休養を入れたのでそれほど疲れは溜まっていないと思う。
1人基地練をしている限り調子はそんなに悪くはない。
さて、今年のレースはどうなるかな。(^o^)(^o^)(^o^)
ところで、、、
昨日もらったレース案内を見ていると。。。
「クラス別歴代最高タイム」と言うのが載っていて、
去年、俺が出した「1:09:05」のタイムが一般男子D(41~50歳)歴代1位になっていたのでビックリした。
しかし、
今年はチャンピオンクラスなのでどうなることやら。。。(笑)
昨日は寝酒を飲んだので熟睡して4時に起床。
空はどんよりと曇っている。
俺は暑いのは苦手なのでカンカン照りで暑いよりは寒いぐらいの方がまだいい。
パン、おにぎり、コーヒーで朝食を済ませて早速、ローラー台でアップを開始!!
約20分で終了。
後はトイレに行って整列時間が来るまで待つだけだ。
チャンピオンクラスはスタート位置の道路に直接整列なので去年のように早い時間から場所取りをしなくてもいいので気が楽だ。(笑)
整列前にもう一度、軽くローラを回すことにする。
スタート位置に行くと牛○さんと再会。
一緒に最前列のいい場所に並んだ。
○茂さんの姿がまだ見えない。
チャンピオンクラスのエントリー数は72名。
普通のレースなら10名そこそこいる程度なのだが、さすが美ヶ原ともなるとかなりの数の選手がエントリーしている。
速い選手もかなりエントリーしているので上位にどこまで食い込めるか頑張ろう!!
年齢的には最高齢が50歳で俺は3番目だ。
50歳でチャンピオンクラスエントリーするなんて凄い!!
スタート位置には応援の人々が大勢いる。
07:30にスタート!!
2人が飛び出していきなりダッシュをしていったが他の選手達は控えめなスピードで温泉街を抜けて行く。
さぁ、まずは核心部の激坂が始まった。
ここで一気に心拍数を上げてしまうと後半に響いて来るのでいつものようにペースを落として登っていく。
先頭集団は一気に激坂を登って行った。
正確に数えていないが俺は16番手ぐらいの位置。
牛○さんも先頭集団に混じっている。○茂さんはまだ来ない。
牛○さんのレース展開は最初から全力走行でいけるところまで突っ走ると言う感じ。
牛○さんのレース展開は最初から全力走行でいけるところまで突っ走ると言う感じ。
○茂さんは最初から最後まで高回転のペダリングで淡々と走る。
俺は最初はスピードを控えて力をためておき、後半で一気に追い上げてゴールスプリントで勝負をかける。
とこんなふうに3人とも走りのタイプが全く違う。
牛○さんの今日のペースはかなり速いので後半で追いつけるかどうか心配な所だが。。。
激坂を半分登ったところで○茂が抜いていった。
相変わらず高回転のペダリングだ。
俺はまだカラダが暖まり切っていないので○茂さんの姿が見える程度の距離を置いて登って行く。
その間に何人かを抜いた。
先頭集団はかなりハイスピードで全く姿が見えない。
牛○さんが気になるところだが。。。
約3kmで激坂を登り切って平地になった。
みんなスピードを落として激坂で使った足を休めている。
さぁ俺はここでスピードアップだ。
何人かを抜いて、○茂さんも一気に追い越す。
ふと後ろを見ると、、、
みんなくっついてきた。
俺は先頭で鬼引きだ。(笑)
美鈴湖を過ぎてまた登りが始まる。
後ろにいた選手たちは勢いで俺を抜いて前に出て行った。
○茂さんも前にいる。
まだ追い込みをかけるには早いのでマイペースで淡々と登っていく。
○茂さんとの距離は50mぐらいだろうか。視界から消えない距離を保って走る。
俺の目の前には○茂さんの他に3人ほどが走っている。
スタートから11km過ぎたしここら辺りでそろそろペースアップをしなければ。
ギアをインナーローに落とし傾斜はきつくなるがコーナーのインからインの最短距離を走って前の選手との距離を一気に詰めていく。
3人を一気に抜いた。
3人を一気に抜いた。
引き離そうと思いペースアップしたがゼッケン31番のAndy Wood選手がついてきた。
ここからAndy選手と抜きつ抜かれつのレースが始まる。
気配を察知したのか○茂さんもペースアップしたらしくなかなか距離が縮まらない。
途中でコムレイドの宮崎選手がバイクを押していた。。。
どうやらパンクをしたらしい。
優勝候補の選手なのに悔しいだろうな~。
標高が上がってくると結構寒くなってきた。
まぁ俺は暑いのが嫌いなのでこれぐらいが丁度いいかも。(笑)
濃いオレンジ色のツツジが綺麗に咲いている。
さっきから背中がチラチラ見えていたダイハツの川村さんに追いついてきた。
スタートから先頭集団に加わっていたのだが途中で切れてしまったらしい。
川村さんを追い越して武石峠への分岐まで来た。
○茂さんとの距離は変わらない。
「思い出の丘」辺りから下りと平地が始まる。
一気にスピードアップだ。
ゴールまで残り約4km。
○茂さんは先に下りに入って行ったため俺が下りに入った時には距離は300mは開いただろうか。
牛○さんは全く見えない。
ここで見えないとなるとよほどのことが無い限りもう追いつくのは無理だ。
ここで見えないとなるとよほどのことが無い限りもう追いつくのは無理だ。
あとは○茂さんを追い抜くのみ!!
平地もあるのでAndy選手が「一緒に行きましょう」と声をかけてくれて前に出て行った。
俺はもっとスピードを出したいのだが、、、
道も狭いので道が広くなってから抜こうと思い後ろにピッタリついて走っていたらい。。。
いきなり急な左コーナーが出てきた。
後ろを走っているので気がつかなかった。
危うくガードレールに張り付く所だ。
危ない、危ない。
(その2)へ続く。。。