(その1)より。。。
 

表示されているタイムを見るといよいよ最終周回になりそうだ。
 
アナウンスのタイムを聞いているともう1周走れるかも。。。
 

最後の力を振り絞ってスピードアップ!!
 
 
計測ラインを3時間58分30秒ぐらいで通過した。

あと1周走ったらこの寒さから解放される。。。
 
今の順位はどれぐらいなんだろうか??
 
 
ピットインしてしまったので相当抜かれてしまったかもしれない。
 

それでもソロの選手を見つけるとなるべく抜くようにしてゴールを目指していく。
 
最終コーナーを立ち上がってホームストレートでスピードアップ!!

最後はダンシングでゴールラインを越えた。
 
 
終わった~~。
 
 
ゴールしても意識がもうろうとして頭の中は真っ白。
 
 
ピットに戻ると牧野さんのデリカが横付けされていて

チームメイトのみんなが迎えてくれた。
 
 
バイクを降りたとたん緊張の糸がプツンと切れてしまい
 
脚が攣りはじめて一気に震えが襲ってきた。
 
 
しかし
 
ありがたいことに牧野さんのデリカの暖房を全開にして暖めておいてくれていて

おまけに暖かい飲み物を3本も準備してくれていた。

そして着替えも全て持ってきてくれて車に入れてくれた。
 
 
この仲間の心遣いが涙が出るほど嬉しかった。
 
 
俺は全身が痙攣しそうになりながら車に倒れ込んだ。
 
濡れたウェアをすぐに着替えて暖かい缶紅茶を股に挟んで大動脈を暖めると

少しずつ血の気が戻ってくるのが分かる。
 

しかし歯がガチガチと鳴ってしばらく震えが止まらなかった。
 
 
準備万端で迎えてくれたチームメイトのおかげで
 
低体温症寸前から早く復活することができた。
 
 
あれが1人だけだったらバイクを降りたとたん倒れ込んでいたのは間違いない。
 

チームメイトがこんなにありがたいと思ったレースは今までなかった。
 
 
すばらしい仲間に感謝感激です。(^o^)(^o^)(^o^)

みなさん本当にありがとうございました。m(_ _)m
 
 
牧野さん、石川さん、保高さんは雨が降り始めてしばらくしてDNFしたとのこと。
 
服部さんは3時間25分で残念ながらDNF。
 

服部さんはピットに戻ったら低体温症寸前で

おまけに両足が全て攣ってしまって倒れ込んでしまったとのこと。
 

先にピットインしていた牧野さん、保高さん、石川さんに介抱してもらって事なきを得たらしい。
 
 
俺は厳冬期の冬山でのクライミングで散々吹雪にやられて全身が凍り付いてしまったり

-20℃ぐらいの中をビバークしたりして極寒の中を何日も過ごしたこともあったが

今回ほど寒い思いをしたことはなかった。
 
 
気温は雹が降るぐらいなので2~3℃ぐらいしかなかっただろうし

土砂降りの雨に加えて下りでスピードが出るおかげで体感温度は更に低くなっている。
 
その中を夏ウェアで長時間走っているのだから体調がおかしくならない方が不思議だ。
 
 
レース後に牧野さんが携帯でリザルトを確認してくれて
 

4位入賞だと言っている。
 
 
え!! 本当に??
 
 
禁断のピットインしてしまったので入賞は絶対にないと思っていただけにビックリ。

最後まで精神力が切れることなく走りきることができたおかげで入賞できたみたいだ。
 
 
今回は極寒のサバイバルレースとなり

スタートしたときにはコースいっぱいに走っていた選手が

レースが進むにつてれ少なくなり最後はパラパラと走っている程度まで減ってしまった。
 
 
今回入賞できたのもピットインしたときにチームメイトにサポートしてもらったおかげだし

表彰式のお立ち台に登ることはできなかったが

今日の4位入賞はチームメイトと一緒に取れた本当に価値のある入賞だと思う。
 
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鶴見さんと一緒に。。。(^o^)(^o^)(^o^)
 
イメージ 2
 
イメージ 3
 
 
お互いに信頼しあって助け合える仲間がいるということは本当に嬉しいことですね。
 

私にとってチームメイトは宝物です。(^o^)(^o^)(^o^)
 
 
そしてどんなレースに行く時にでも冬装備は必ずバックに入れていこうと心に誓ったのは

言うまでもない。(笑)
 
 
レース参戦の皆様、極寒のレース本当にお疲れ様でした。
 
 
ではでは~。(^^)/
 
 
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