(その2)より。。。
 
 
トランジットエリアから出る時は
 
バイクを押していく。
 
 
イメージ 1
 
 
そしてバイクスタート!!
 
まずは環湖荘の裏へまわりこんで
 
シングルトラックを登って行く。
 
 
ここはコースが狭いので前に選手がいると
 
抜くのに苦労するところもある。
 
 
先にスイムアップした選手が走っているので
 
接触しないように声をかけて抜いて行く。
 
 
なかなか抜けないところもあるので結構タイムロスもあった。
 
 
路面はウェットだがそれほど気を遣わなくても大丈夫だ。
 
所々、ワダチが深い所があるくらい。
 
 
一度上まで登って途中まで下り
 
また登り返していく。
 
ここはコースが広いので抜き放題。(笑)
 
 
小さな沢を渡って
 
奥の尾根の谷側をトラバースしていく。
 
登りはじめはバイクを担いで。
 
 
ここがまた狭くて前の選手を抜く場所がない。
 
後ろにぴったりとくっついていて
 
少し広い場所に来たら声をかけて抜かせてもらう。
 
 
わりと抜きやすい場所があったので
 
「右行きます!!」
 
と声をかけて抜いたところ
 
いきなりフロントタイヤが滑って
 
右側にある沢に5mほど滑落した。
 
 
滑落したときに
 
右足の太ももの内側とフクロハギを強打。
 
しばらく悶絶。。。
 
 
これが股間だったらDNFだったかも。。。(笑)
 
 
コースの上からは
 
「大丈夫ですか~?」
 
と声をかけてくれている選手がいる。
 
 
「大丈夫です。」
 
といいながら夢中でコースまでバイクを押し上げた。
 
これで2~3分ぐらいはロスした。
 
もっと落ち着いて抜けばよかったが
 
まさかあそこで滑るとは思いもしなかった。。。
 
自業自得だ。(笑)
 
 
滑落したときにボトルが吹っ飛んでしまって
 
どこに行ったのか分からない。
 
まだスタートしたばかりで
 
スイムアップして水を飲んでいないし
 
水無しでバイクラップを走らなければならない。
 
 
しかし
 
今日は曇っていて気温もそれほど高くないし
 
朝からウォーターローディングしてあるので
 
なんとかなるか。。。(笑)
 
 
気を取り直して再スタート。
 
また環湖荘の裏側まで戻って
 
違うコースを湖畔コースへと向かっていく。
 
 
イメージ 2
 
 
樹林地帯を抜けたら
 
今度は沢の渡渉がある。
 
昨年は水がなくてドライだったが
 
今年は昨日の雨のために水が流れている。
 
 
イメージ 3
 
 
ギアをインナーに落として乗ったまま突っ込む。
 
ペダリングをうまくすればそのまま行ける。
 
 
沢の対岸へ渡って
 
またシングルトラックが始まる。
 
湖畔の入り口ではたくさんの人が応援してくれている。
 
 
このあたりもヌカルミにはなっているが
 
走るのには全く支障がない。
 
岩と木の根っこだけは気を付けて行かないと滑る。
 
 
湖畔のコースは
 
狭くて左側が湖になっている所があるので
 
落ちたら湖まで行ってしまうかも?(笑)
 
慎重に素早く走って行く。
 
 
ここでもたくさんの選手を抜いて行った。
 
狭い所になると
 
どうしても抜けなくてタイムロスになるが
 
しかたがない。。。
 
 
途中に岩の段差や木の階段があって
 
バイクを担いで走らなければならないところもある。
 
まるでシクロクロスだね。(笑)
 
 
湖の端っこのダムを通過した後に
 
階段の下りがあった。
 
ここは乗って行ける傾斜だが
 
濡れているし
 
また滑落してタイムロスしたら元も子もないので
 
迷わず降りて駆け下りた。
 
シクロクロス慣れしていれば
 
走った方が速いかも。
 
 
この次はまたシングルトラックが始まる。
 
 
前にリレーかデュアスロンの選手が2人走っていて
 
なかなか抜かせてもらえなかったので
 
ちょっとタイムロス。。。
 
 
ペンション村の広くなったところで抜いて前に出る。
 
 
しばらく走ったら
 
バイクの唯一の給水所があって
 
片山さんが水の入った紙コップを出してくれていたので
 
落とさないように受け取って一気飲み。
 
と言っても150ccぐらいだけど。
 
片山さんが
 
「ペットボトル持っていきますか~?」
 
と言ってくれたが
 
タイムロスになるので
 
「大丈夫です~。」
 
とそのまま走って行く。
 
 
さすがに喉が渇いてきたけれど
 
ガマンするしかない。(笑)
 
 
給水所を過ぎてしばらく走ると
 
50歳代チャンプの小野さんに追いついた。
 
小野さんはスイムが速いので
 
やっと追いついた。
 
俺よりも4分ぐらいは速い。。。
 
 
ランも俺よりもはるかに速いので
 
このまま逃げ切るためには
 
得意のバイクラップでできるだけ引き離しておかなければ。。。
 
 
そしてダブルトラックのヒルクライムが始まった。
 
このダブトラがまた長い。
 
後ろを振り返ると
 
小野さんは振り切ったが
 
もう一人の選手が少し距離をあけてずっと追いかけてきている。
 
ゼッケンからすると30歳代かな?
 
 
結局、ダブルトラックが終わって下りが始まるまで
 
一緒に走ったきた。
 
 
そしてテクニカルなシングルトラックの下りが始まる。
 
こういう下りは得意なので
 
さっきの選手も一気に引き離した。
 
 
そして急斜面のドロドロの下りになった。
 
ここは昨年は乗って行けたが
 
今年は深いヌカルミになっていて
 
押した方が速そうなので
 
迷わずに降りて駆け下りて行った。
 
 
すると前に1人の選手が見えてきた。
 
そして湖畔のシングルトラックへ。。。
 
 
この選手はここで追い越してスピードアップ。
 
 
前にはどれぐらいの選手がいるのだろうか?
 
総合でどれぐらいの順位で走っているのか
 
気になるところだ。。。
 
 
そして湖畔の応援団の横を通過して
 
行きで渡った沢を再度渡り
 
環湖荘の裏のコースへ戻ってきた。
 
 
ここをもう一度走ってトランジットエリアへ向かう。
 
今度は沢に落ちないようにしないとね。(笑)
 
 
さぁ次はランが始まる。。。
 
 
(その4)へ続く。。。