2016年10月2日(日)曇り
最近、週末は悪天候が続いていますが
日曜日だけ天候の回復が予想されていたので
日帰りで西穂岳に行くことになりました。
第2ロープウェイの駐車場まで車で登って
ここからロープウェイに乗ります。

西穂の稜線は完全に雲の中。

ロープウェイを降りて
まずは西穂山荘を目指します。
小雨がぱらついていたのでレインウェアーを着て出発!!
今日の天候は午前中は雨が少し残っても
昼前から天候は回復してくる感じです。

この辺りはまだ紅葉が見頃。



しばらく登ると青空が見えてきました。
しかし、稜線はまだ雲の中ですね。

ロープウェイ乗り場を08:40頃に出発したので
約55分ほどで西穂山荘に到着。
コースタイムでは1時間30分なので
なかなかいいペースです。


ここから稜線歩きが始まります。
まずは丸山を目指して。

雲が少し切れてきて
独標とピラミッドピークが見えてきました。

丸山の手前に大きなケルンがあります。

最初のピーク、丸山に到着。

更に登って行くと独標が近づいてきます。
ピークには登山者がたくさん見えますね。

独標の手前までは危険個所はなく
普通に歩いて行けますが
だんだんと岩が多くなって
稜線も狭くなってきます。

独標の登りは簡単な岩登りですが
岩が大きいので注意して登れば問題ありません。

そして独標に到着。
登山者が多いので
写真撮影するのも順番待ちです。(笑)
ちょうど雲がきれて青空が広がってきました。

一休みしてからピラミッドピークを目指します。
独標から先は
かなり急な岩場のアップダウンが続くので
気を抜かないように。


ピラミッドピーク手間から見た独標からの稜線。

ピラミッドピークに着いた時には
また雲に包まれてしまいました。

さて、最後のピークの西穂高岳へ向かいます。
独標から西穂までの間には
小さなピークが連続していて
そのピークには番号が書いてあります。
ここは7番ピーク。(笑)
真新しい鎖があります。

雲の間から西穂が見えてきました。

雲の中を前進。

西穂直下は〇×がたくさん書いてあり
〇に導かれて山頂へ。
最後に少し悪い岩場が出てくるので要注意。
岩に慣れていない人は怖いかもしれませんね。

ロープウェイ乗り場から約3時間で西穂山頂に到着。
あいにく雲の中で展望を楽しむことはできませんでした。

小休止してから下山開始です。
最初の下りを下ったところで
ライチョウの夫婦に出会いました。
足元は白い冬毛が生えていて
冬が近づいているんですね~。

雲の切れ間から岳沢方面が見えました。

危険地帯は独標まで
気を抜かないように。

雲の切れ間から梓川も見えます。

独標を越えて西穂山荘まで無事に下山。

大休止して
紅葉を楽しみながら下山です。

連日の雨の合間の1日を狙ったので
日帰りであわただしい登山でしたが
紅葉や稜線からの展望もそこそこ楽しめたので
快適な西穂登山となりました。
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