2017年5月2日(火)晴れ
今日は一般登山者が登山道の危険個所を安全に通過するための講習会です。
内容の概要は下記のとおりです。
1 岩稜地帯を安全に通過するための技術
(1)登山靴を履いて、簡単な岩場でのクライミング、クライムダウンの練習。
(2)岩に対して正しい靴の置き方。
(3)簡単な岩場を登るための正しいクライミングフォーム。
(4)岩場を安定して下るための正しいフォーム、注意事項。
※ ハーネス、ザイルを使って安全確保し、登山靴で簡単な岩場を登り降りしていただきます。
(1)登山靴を履いて、簡単な岩場でのクライミング、クライムダウンの練習。
(2)岩に対して正しい靴の置き方。
(3)簡単な岩場を登るための正しいクライミングフォーム。
(4)岩場を安定して下るための正しいフォーム、注意事項。
※ ハーネス、ザイルを使って安全確保し、登山靴で簡単な岩場を登り降りしていただきます。
2 ハーネスを使用せずにシュリンゲを使った簡易ハーネスの作成方法。
(1)腰のハーネス作成
(2)胸のハーネス作成
3 危険個所を安全確保して登り降りする方法。
(1)縦方向(登り、降り)での安全確保方法。
(2)横方向(トラバース)での安全確保方法。
4 危険個所を安全に通過するためのフィックスロープの張り方。
5 お助け紐の作成と使用方法。
トップロープで登っていただくために
まず最初に
8の字結びを覚えていただきます。

登山靴でのクライミングフォームなどを細かく解説。
低い所で足の置き方、動きの確認をしてもらいます。


そして約30mの岩壁を登山靴で登ります。





下りは途中からクライムダウンの練習です。

何度か反復練習をしてクライミングは終了。
次はフィックスロープの安全な通過の仕方を説明します。


とにかく危険個所では
常にセルフビレーが取れている状態にするのが大切です。

岩壁の巻き道にあるフィックスロープを使って
50m岩壁の最上部まで登って行きます。





適度な傾斜もあるしフィックスロープもしっかりとセットされているので
いい練習になります。

岩壁の最上部で記念撮影。(^^)

今度は登ったルートを下って行きます。

歩き方もずいぶんと慣れてきました。

最後の急斜面はザイルを使った引きおろしで
下まで下ってもらいました。

最後にシュリンゲを使った簡易ハーネスのセットの仕方を覚えていただいて
今日の講習会は終了しました。

クライミングにも興味を持っていただいたようです。
次回はクライミング基礎講習会でお会いできればと思います。
今日はお疲れ様でした。(^^)