2017年7月2日(日)曇り~晴れ


今日は広沢寺の岩場で

トップロープクライミング講習の1日コースの予定でしたが

明け方の予想外の雨のおかげで岩が濡れてしまったため


午前中はクライミングセルフレスキュー講習に変更して

岩の乾く午後から

トップロープクライミング講習をすることになりました。


まずはザイルの仮固定と

テンションからの脱出です。


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何度も交代しながら

スムーズにセットできるようになるまで

反復練習をしました。


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墜落したトップのビレーポイントまでの回収方法は

セットの方法を説明しましたが

この技術はかなりのベテランクライマーでなければ

危険が伴いますので

仮固定、テンションからの脱出を重点的に行いました。


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続いて懸垂下降中のザイルの仮固定。


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仮固定からの自己脱出。


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自己脱出からの懸垂下降。


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懸垂下降中の仮固定。


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自己脱出。


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懸垂下降のバックアップ。


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午後からは

50m岩壁を最初に登りました。


濡れていた岩もスッキリと乾いていて

快適クライミングです。


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下りる前に

大ハングでアブミの使用方法と

オーバーハングの登り方の説明。


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昔は大ハングを登っているクライマーがたくさんいましが

最近はほとんど見なくなりましたね。


ガイドで谷川岳/一ノ倉沢/衝立岩を希望される方には

この大ハングを10分以内で登れるようになっていただきます。

衝立岩ではそれだけ登攀スピードが重要になってきます。


以前、60歳代の方から 雲稜第一ルート のガイド依頼があって

約半年間、大ハングのトレーニングをしていただいて

技量アップすることができましたので

ガイドして無事に完登したことがあります。

この時、練習の成果もあって

コースタイムよりかなり速く登ることができました。


衝立岩に行くためには

登攀技術はもちろん

クライミングセルフレスキューが

100%完璧にできる必要があります。


人口登攀講習会をご希望の方がいらっしゃいましたら

ご連絡をお願いします。(^^)


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最後に右スラブの右のクラックと

右スラブをトップロープで登りました。


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午前中はかなり岩が濡れていましたが

時折、太陽もでてきて風もあったので

午後からは完璧に乾いて快適に登ることができました。


今日も1日お疲れ様でした。

また次回もよろしくお願いいたします。(^^)


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