2017年8月4日(金)曇り~晴れ
今日は奥秩父の丹波川本流のガイドです。
ここは沢と言うよりも川の遡行と言った方がいいですね。
上越などの山奥に行かなくても
アプローチがゼロの場所から
本格的なゴルジュ泳ぎをすることができます。
と言って経験の無い人が気軽に行ける場所ではありません。
泳ぎがななりある場所なので
水温が低い時などには
しっかりとした装備を身に着けていなければ
低体温症などになる可能性もあります。
通常、一般的に楽しめる沢が1級~1級上程度なので
このルートのグレードは3級と
かなり難度の高いルートです。
今回参加の方はウェットスーツ素材の沢ウェア上下に
ライフジャケットを装着しています。
私はモンベルのウェットスーツ素材のウェア上下。
三条橋の駐車場に車を停めてすぐにスタートとなります。


最初は広い河原を水に入りながら進んでいきます。


犬戻り、坊主淵には先行パーティがいて
ウェットスーツを着た小学生の団体が水遊びをしていました。

その横を泳いで通過していきます。

流れの強い所はホールドをつかみながら前進。


泳ぎの多いコースも楽しいです。

渡渉と泳ぎ、ヘツリを繰り返しながら前進。





ここは釜に飛び込んでから泳いで滝に取付きます。



危ない所はザイルで確保します。


このルートメインの手取淵が見えてきました。
最初は泳いで白く濁流になっている場所まで進みます。


ここから濁流の横壁をトラバースして通過しなければなりません。
濁流に落ちたら取付きまで流されて振り出しに戻るです。(笑)
ハーケンも何か所かありましたが
ザイルを付けていて濁流に落ちると水没してしまう危険があるので
ここではあえてザイルは使用しません。
通過できなければ巻道に変更となります。

先に私が通過してから
ゲストの方がチャレンジです。

最初は傾斜も緩いので順調にトラバースしています。

濁流が激しくなってくると
だんだんと傾斜もきつくなってきます。

ここまで来ると
壁が全景している上にホールドも細かいです。

終了地点から自撮り。

濁流が激しくなってきて
緊張感が高まってきます。(^^)

シュリンゲがかかっていますがこれは使いません。



なんとか落ちずに一度で核心部をクリアー。

最後のトラバースも気を抜かずに。

無事に通過お疲れ様でした~。(^^)

その先もまだまだヘツリが続きますが
ホールドは豊富なので手取淵よりは簡単です。





濁流を泳いで対岸へ。

河原も広くなってホッと一息。

ホッとしたのもつかの間。。。
次の難関が待ち構えています。(^^)

(2/2)へ続く。。。