2017年8月27日(日)晴れ
今回は常連の健脚方から依頼していただいた山行で
7月末から何度か計画するたびに
雨で流れていた西穂高岳~奥穂高岳の日帰り縦走ガイドです。
今日は地元の人もこの夏で一番のいい天気と言うぐらい
気持のいい青空が広がっている絶好の登山日和です。
06:00 から運行している
新穂高ロープウェイの鍋平駅へむかうと
もうたくさんの登山者がいました。
臨時便の 06:15 に乗って出発。
錫杖岳の岩場がよく見えていました。
ここには昔、ルート開拓したこともあります。

06:30 丁度にロープウェイ駅をスタート。

35分で西穂山荘に到着。
休まずにそのまま西穂へ向かいます。


ジャンダルム、ピラミッドピーク、西穂と
よく見えています。(^^)

まずは最初の丸山ピークで。


笠ヶ岳の稜線。

焼岳に乗鞍岳。

独標のピークは登山者であふれかえっていました。

1時間18分で独標に到着。

ピラミッドピークから見下ろした独標。
独標から先は登山者が一気に少なくなります。

一番高いピークが西穂。


西穂まであと少し。

スタートから2時間8分で西穂高岳に到着。
かなりいいペースですね。

本当に素晴らしい天気で
青空がなんとも言えないです。

西穂から先は鎖場も多く
かなり厳しくなってきます。
ここからザイルで確保。


まだまだ先は長い。。。

遠くに槍ヶ岳が見えています。
今日は24時間テレビでイモトが登っているらしいですね。

垂直の鎖場の下降。

岩の間に咲いた花に癒されます。(^^)

逆層スラブの鎖場。


今日は岩も乾いているので
見た目よりも登りやすいです。

10:20 に天狗の頭に到着。
スタートから3時間50分。

一度、天狗のコルまで下り
コブ尾根の頭に向かって
更に登りかえします。


天狗の頭、間ノ岳。

この凹角の鎖場を登ります。
落石に注意。

この辺りからゲストの方に高山病の症状が出てきました。

ペースを落として休みながら
ジャンダルムの少し手前まで登りましたが
症状もよくなりません。
万が一動けなくなると背負って下せる場所ではないし
高山病は高度を下げないと症状が治まらないので
奥穂高岳まであと少しでしたが
ここから天狗のコルまで引き返して
岳沢に下山することにしました。
この下りもガラ場が延々と続いているので
速く降りることはできません。

コースの半分がこんな感じのガラ場です。

畳岩と畳岩尾根。

お花畑がたくさんあって見事です。

最後のガラ場を下ると岳沢小屋。

ここまで来たら一安心ですね。
時間はまだたっぷりあるので
大休止しました。
高度を下げたおかげで
しばらくするとゲストの方も元気になってきて
「もう一回登れます!!」
と言うぐらいになってきました。
やはり途中で中止して下山したのが良かったですね。

岳沢小屋から上高地までは
普通の足取りで歩けるようになって一安心。
今月3回目のカッパ橋です。(^^)

今日はお疲れ様でした。
またリベンジしましょう。(^^)