2018年4月27日(金)晴れ
今日は広沢寺で
一般登山者が登山道の危険個所を安全に通過するための講習会を開催です。
まず最初にフィックスロープの張り方。
サブザックやザイル袋にザイルが引き出せるように入れて
登りながらザイルがスムーズに出るようにしておきます。

そして末端の固定方法。
シュリンゲとカラビナで固定。

ブーリンでの固定。

支点にカラビナをかけてインクノットで固定。

カラビナが無い場合の固定。

太い木や岩などには巻き結びで固定。

急な岩場にフィックスを張ります。



フィックス通過専用の
ディジーチェーンを使用して登ります。

ちょっと急な所でのお助けシュリンゲの使用方法。


フィックスロープをドンドン登って行きます。


ここからは残置のザイルを使用。
フィックスが2本かかっているので
別々にかけた方が安全です。


このルートの上部は前日の雨でぬれていたので
途中で引き返しました。

今回参加の方はクライミングはやられている方なので
登山靴でのクライミングを通常のクライミングに変更して登ります。

写真の白いウェアの年輩のクライマーが
この後、墜落してしまうことになります。



懸垂下降が終わってザイルを片付けていたところ
私の横で、先ほどの白いウェアのクライマーが
懸垂下降を失敗して墜落。
救助、処置をしてレスキューを呼びました。

病院への付き添いや状況説明があったため
講習会は途中で終了となってしまいました。
事故の状況は別に記載します。