2008年09月

ツール・ド・北海道2008(クリテリューム)

2008年9月15日(月)晴れ


 最終ステージのクリテの日がやってきた。

 昨日のロードレースでかなり追い込んで走ったため

 朝起きるとずいぶん脚が重い。


 ロードレースが終わってからクールダウン用のジェルを頻繁に塗って

 ホテルでは今ちゃんに目がチカチカすると言われるぐらい。(笑)


 脚のクールダウンをやっていたのだが、

 年齢のせいもあるのか疲れが抜けるのが遅い。(泣)

 まぁ昨日はあれだけアタック三昧だったので仕方がないか。(笑)


 今日は脚の様子を見ながら走り方を考えて行かないと

 疲労が更に蓄積されて途中で先頭集団から切れてしまいかねない。

 昨日のようなアタック三昧の揺さぶりは無理だろうな~。

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アップ中の渓さん。。。


 まずは渓さん徳永さんのBクラスのレースが始まった。

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 各クラスが一緒に走るので200人近くが同時スタートになる。

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 おまけに周回遅れの足きりがないので相当走りにくいだろう。


 スタートから途中まで応援していたが渓さんはかなり調子良さそうだ。

 俺はアップがあるのでゴールスプリントは見られなかったが、

 渓さんはまたまた2位入賞したらしい。

 結局、3レースとも2位入賞で1位が取れなかったが、

 全て入賞と言うのは立派な成績だ。

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 さぁ次は俺たちの出番だ。

 今ちゃん、紺ちゃんはまた最前列に並んでいるので俺は2列目をキープ。

 落車を避けるためにスタートはダッシュをかけて集団前方をキープして走る作戦だ。

 後は北海道勢の出方を見ながら作戦を考えていく。

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 いざスタート!!


 俺はクリートがすんなりはまらずスタートダッシュで出遅れてしまった。

 それでもしばらくして2人に追いつく。

 
 何度かアタックしようと思ったが脚が思うように回ってくれない、

 この調子では前半で頑張りすぎると肝心の後半で脚が売り切れてしまうので

 後半にそなえて温存作戦に変更する。


 先頭集団で走っていて

 3周目の坂の後の外周道路に出る所を右折したところ、

 目の前にコース上に止まっている選手がいるではないか。

 コーナーの先にいたのでコーナーを曲がるまで気がつかなかった。


 俺は微妙にラインがずれていたので間一髪かわしたが、

 俺の左側のラインを走っていた紺ちゃんが

 もろに停まっている選手に突っ込んでしまった。


 自転車と紺ちゃんが前転して宙を舞っているのが視界に入った。


 「なんだこのやろ~!!」


 なんでこんなところで停まっているんだ!!

 トラブルならさっさとコースアウトしろよ!!


 紺ちゃんは大丈夫か??


 俺は停まるわけには行かないので後ろ髪を引かれる思いでそのままレースを続行。

 紺ちゃんの後を走っていたRYOさんも間一髪でかわしたらしい。


 今ちゃんは紺ちゃんの落車に気づかずに前を走っている。

 1周回ってきて紺ちゃんの様子を確認すると、


 コースの横に立っていたので一安心。

 どうやら打撲と擦過傷ですんだみたいだ。

 
 これでメンバーが1人減ってしまった。

 まだ前半戦だし先が思いやられる。


 紺ちゃんが落車したのを北海道勢も気づいたらしく

 今ちゃんへの攻撃が始まった。

 俺たちが去年やったみたいなアタック合戦だ。


 早くかけつけて応援に行きたいのは山々だったが、

 アタック合戦でスピードが上がったし、

 全方をふさがれているせいもあってなかなか前に出ることが出来ない。

 今ちゃんは頑張って応戦しているがどこまでもつだろうか?

 早く応援に駆けつけなければ、


 残り3~4周ぐらいの時だっただろうか?

 アタック合戦が一息ついて少しスピードが落ちたので

 一気にスピードアップして先頭に躍り出た。

 RYOさんもついてきている。

 すると今ちゃんの、


 「やっと応援が来てくれたよ~!!」


 と泣きそうな声が聞こえてきた。

 俺は集団の先頭でスピードをコントロールしペースダウンさせた。

 RYOさんは今ちゃんについてアシストの体制。


 俺とRYOさんが先頭に出てきたので北海道勢の動きがピタッと止まってしまった。


 もっと早く応援に行ければよかったのだが

 今日の脚の調子ではこのタイミングで先頭に出るのが精一杯だった。


 俺は後の様子をうかがいながら

 もしアタックがかかったらつぶしに行くつもりでチラチラと振り返りながら走っていく。

 ゴールスプリントに備えて

 今ちゃんの脚を休めさせるためにもこれ以上スピードを上げる訳には行けない。


 俺が先頭を押さえたまま2周ぐらいはしたかな。

 さぁ、いよいよゴールスプリントだ。

 今ちゃんも位置取りのために前に出て行った。


 俺はもう発射台になる脚は残っていないので後から応援するだけだ。

 ゴールスプリントが始まった。


 俺の左側にいた選手が落車してコースの外に飛んで行った。

 この選手は肋骨骨折をして救急車で運ばれたらしい。。。


 今ちゃんはなんとか3位でゴール。


 俺も力の限りゴールスプリント。

 俺は集団に埋もれて18位でゴール。


 RYOさんは集団から千切れて知って22位。


 後半で今ちゃんの援軍に間に合ってよかった。

 あのままアタック合戦が続いていたら3位入賞は厳しかっただろう。

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 北海道の藤原さんと一緒に。。。

 
 これでリーダージャージを死守することができて総合優勝!!

 リーダージャージが津軽海峡を渡ることになった。

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 紺ちゃんの落車されなければ総合1位、2位は確実に取れていたので

 紺ちゃんはさぞかし悔しい思いをしているだろう。

 とにかく不幸中の幸いで骨折がなかったので一安心だ。

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 俺は総合13位

 アシストに専念してこの順位なのでまずまずのできだろう。


 来年こそは紺ちゃんに総合優勝をしてもらいたい。

 俺は来年はロードレースでゴール前に大逃げでもして勝ってみたいな。(笑)


 北海道勢も来年はまとまって対抗してくるだろうし

 今年以上に苦しいレースになるかもしれない。

 「Team ARI」も来年はエースクラスのメンバーをもっと揃えて北海道へ乗り込んで行きたい。

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 総合優勝のカップとリーダージャージ!!

 来年のツール・ド・北海道の事を考えると今からワクワクしてくる。(^o^)(^o^)(^o^)

 ツール・ド・北海道参加の皆様、お疲れ様でした。

 また来年、お会いしましょう!!

 ではでは~。(^^)/


(レース参戦記録) 
2008年      http://www.big.or.jp/~arimochi/2008.race.html
2007年      http://www.big.or.jp/~arimochi/2007.race.html
2004~2006年 http://www.big.or.jp/~arimochi/race.kiroku.html



ツール・ド・北海道2008(ロードレース)その3

(その2)より続く。。。


ゴールまで残り約20km。

さっきの大逃げでかなり脚力を消耗してしまったので

しばらくは集団に埋もれて脚を休めなければ。。。


このあたりからあちこち右折、左折を繰り返して走っていく。

おかげで風が頻繁に変わって走りづらい。

後半で何人かが逃げ始めた。


さすがにゴールが近いので逃がすわけには行かない。

今ちゃん、紺ちゃんもローテーションに加わって追う。

ここが丁度横風区間だったので、

縦長の集団にいても脚を休めることが出来ず。

集団の後方は千切れてしまった。

残念ながらここでRYOさんも千切れてしまう。


アシストは俺1人になってしまったので先頭集団で頑張らなければ。。。


ゴールまで後3kmぐらいで2人が逃げている。

そろそろ集団のペースを上げようと俺が先頭に出て引き始めた。

しかし、アタック三昧で脚に疲れが溜まってきていて

強烈な鬼引きはもう出来なくなってしまった。


作戦どおりならゴールの2~3km手前から鬼逃げをするつもりだったのだが

さっきの大逃げで脚力を使い果たしてしまった。

それでも先頭付近で何とか頑張って走る。


残り1kmを過ぎた頃に逃げていた選手を吸収。

今ちゃん、紺ちゃんは集団の前に出て行った。


さぁ


最終コーナーを曲がってゴールが見えてきた。

残り約400m

俺は4~5番手ぐらいで最終コーナーを通過。


ここから先は

最後の直線は今ちゃん、紺ちゃんの出番だ。

しっかりと最後の仕事をして優勝を決めてもらおう。

スピードがグングン上がっていく。


残り

300m

200m

100m

ゴールスプリントが始まった。

俺も残る力を振り絞ってダンシング。

しかし、もう脚力は残っておらず

集団に吸収されて集団ゴール。


今ちゃん、紺ちゃんはどうなっただろうか??

急いで2人に駆け寄る。


見事な紺ちゃんの発射台に乗って

今ちゃんがベストタイミングで発射し


優勝を勝ち取った!!


完璧にぶっちぎりのゴールだったらしい。

作戦どおりのチームプレイが出来た。

俺も散々暴れ回ったかいがあった。(^o^)(^o^)(^o^)


紺ちゃんは発射台の役目を終えたにもかかわらず

根性でスプリントに加わって

3位入賞

さすがだな~。


俺は14位


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スタートからアタック三昧で、

あれだけ脚力を使ってしまったにもかかわらずゴールスプリントに残れたのは嬉しい。

最後の最後で発射台に加われなかったのは残念だったが。。。


ライバル選手は1人も入賞出来なかった。

3人の選手のうち2人は俺よりも順位は後となっていた。

これで最終日のクリテリュームでよほどのトラブルがない限り

「Team ARI」の総合1位、2位は確定したことになる。


俺もきっちりと仕事を果たして今ちゃんを勝たせる事ができたので大満足だ。

今ちゃん、紺ちゃんと俺で優勝を喜んでいると、

今ちゃんが感涙して涙声になってきた。

俺も思わず熱いものがこみ上げてきて涙が出てくる。

3人ともサングラスが外せない。(笑)


チーム全員がこれだけ完璧なチームプレイをして完璧な勝ち方ができたのは

やはりみんなの結束力があっての事だと思う。

各自が私情を捨ててリーダーを勝たせると言う強い意志がなければ

ここまでの走りは出来なかっただろう。

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北海道勢のライバル選手も

チームの枠を越えて3人で北海道連合を作って走っていたらしい。

しかし、結局チームプレイにはなっていなかった。


特に最後の最後でk選手が自分の勝ちに走ってしまったため

先に逃げていた北海道勢の選手をつぶす羽目になってしまった。

あれがなければ逃げていた選手が1位でゴールできた可能性も少しはあったのに。。。


しばらくしてRYOさんがゴール!!

5人で優勝を喜び合った。

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45kmクラスを走っていた渓さんもゴール。

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ゴールスプリントが見られなかったが5cmほどの差で刺されてしまい

2位だったらしい。

刺された原因はゴール直前で振り返ってしまったこと。(笑)

あれがなければ優勝していたのは間違いない。


リザルトを見てみると、、、

あれっ??

RYOさんの名前がない。。。

よく見るとDNSになっている。


RYOさんに聞いてみるとどうやら出走サインを忘れてしまったらしい、

ありゃりゃ~。

スタート前に役員が出走表を見ながら全員のゼッケンを確認していたのに

なぜ教えてくれなかったんだろう?


かなりいい加減な運営をしているのにこんな所だけシビアにやるなんて頭にくる。

検車もいい加減だし、パンフレットと時間も違うし。。。(笑)


表彰式には「Team ARI」から3人も表彰台に上がれるなんて

本当に嬉しいことだ。

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チームで勝ち取ったロードレースの優勝。

俺とRYOさんは表彰台には上がれなかったが満足感でいっぱいだ。(^o^)(^o^)(^o^)

チームのみんなお疲れ様!!


夜は札幌で祝勝会。

渓さんの行きつけの炉端焼きの店。

料理は魚しかない店だったが文句なくおいしかった。

さすがグルメの渓さん。

おいしい料理ごちそうさまでした。(^o^)(^o^)(^o^)


明日はいよいよ最終日のクリテリューム。

総合優勝出来るように頑張ろう!!

ではでは~。(^^)/

ツール・ド・北海道2008(ロードレース)その2

(その1)より続く。。。


ここから先は約10kmの長い下りが始まる。

俺たちは集団の後ろに下がって登りで使った脚を休めて次のアタックに備える。


新夕張駅辺りで下りが終わり

右折して夕張平和運動公園方面へと向かっていく。


右折するとすぐに登りが始まる。

ここでプチアタック!

スルスルっと前に出る。

北海道勢は登りが苦手のようだ。


登り切って平坦になったので鬼引き体勢に入ってしばらくしたら

「そんなに1人で頑張らなくてもいいですよ」

と声がかかった。

その言葉に甘えて次の登りのアタックに備えて一度、集団に戻って脚を休めることにした。


集団に戻ると何人もの選手に


「すごいチームですね」


とか


「すごいアタックですね」


と声をかけてもらった。

こうしてレース中に見知らぬ選手と話ができるのは嬉しいことだ。


そのうち平坦区間で1人が逃げ始めた。

今までのアタック三昧で疲れてきたのか誰も追わない。

俺はこの区間は休憩区間に決めていたのでこのアタックは見送った。

この選手は平和運動公園の少し先まで1人で約5~6km距離を逃げて行った。


集団でのんびり走るのは気持ちがいい。

今ちゃん、紺ちゃんもマッタリと走っている。

さて平坦区間が終わりに近付いてきたので集団の先頭に陣取った。


俺とRYOさんが前に出ると北海道勢が俺たちの動きを警戒しているのがよく分かる。(笑)


中間地点の夕張平和運動公園へ向かう登り区間に入ったときにRYOさんがアタックを始めた。

短い下りと平坦区間をはさんで次に長めの登りがあるので

ここでアタックをかけるのはまだ早い!


RYOさんを追い掛けてストップをかける。


このアタックに昨日4位だったライバル選手が反応してきた。

スピードが乗った所で俺たちがスピードダウンしたので

4位のK選手が


「一緒に行きましょうよ」


と言ってきた。


「???」


俺たちがライバル選手に協力すると思っているのだろうか?

この選手とは去年のレースで色々とあって

今年は因縁の対決なのでなおさらだ。(笑)


またライバル選手に無駄脚を使ってもらった。(笑)


さぁ夕張平和運動公園への最後の登りだ。

ここでアタック開始!


中間地点を平坦区間で1人で逃げていた選手に続いて2番目に通過!

渓さん、徳永さんが声援を送ってくれているのでペダリングにも力が入る。


この先で1人逃げしていた選手を吸収。

敬意を込めて


「お疲れ様」


と声をかけたら笑顔で返答してくれた。(*^^*)


夕張市街地を左折してトンネルに入る。

このトンネルを抜けるとすぐに直角に右折している。

みんなで声をかけあって無事に通過!


ここから約5kmの下り区間だ。

この下りでは路面に滑り止めの立て溝が掘ってある。

そのためライン取りをうまくやらないと溝にタイヤを取られて落車の危険がある。


後から聞いた話しでは紺ちゃんがコースアウトしてガードレールに激突しそうになったらしい。

そして45kmクラスの選手で落車して大腿骨骨折した選手もいたと言う話しも後で聞いた。

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慎重に下って平坦区間に入ってきた。

ここで1人の選手がアタック!


俺はまだ集団で休憩体勢だったのだが

誰も追わないので集団の中からバックアタックをかけて追い付いた。

しばらく2人でローテーションして逃げているともう1人の選手が追い掛けてきた。


3人でローテーションを回すがあまりスピードが乗らない。

2人ともまた若いので頑張ってもらおうと


「早く回していきましょう」


と俺が声をかけてスピードアップ!

キチ練の千切り愛ペースに持ち込む!


46km/hぐらいまでスピードがあがると。

このローテーションは2人にとってはかなり辛かったらしく


「スピードを落として長く引きましょう」


と言っている。

しかたなく俺1人で逃げ始めたが

短い登りで集団に吸収されてしまった。

せめてこの登りを越えて下りに入るまでは頑張ってほしかった。

結局、俺がアタックつぶしをやってしまったかな。(笑)


集団に入ってまた下りで一休み。


下りきった所は延々と長い直線が続いている。

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「こりゃ逃げなきゃ~。」


さっきのアタックで不完全燃焼だったので今度は1人で逃げを決めてみよう。(笑)

俺は集団の後の方にいて埋もれていたので

集団から抜け出たそうにしていたら、


「前にでますか?」


と1人の選手が声をかけてくれて進路を空けてくれた。


「ありがとうございます。」


とお礼を言って集団の横に1人飛び出した。

ここからダンシングで一気にスピードアップして強烈なバックアタックをかけた。


「また行ったぞ~!!」


と誰か言っていた。(笑)

スタートからもう何回アタックをかけたか分からないぐらいだし

少し前に3人でアタックをかけたばかりだったしね。(笑)

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スピードが乗ってから後を振り返ると誰も追って来ない。


「よし行けるぞ!!」


得意のワイヤーDHスタイルにポジションを移して

前乗りの踏み倒し走法に切り替える。


スピードは48km/h


ツール・ド・宮古島の50kmの大逃げを思い出す。(笑)

振り返ると集団がみるみる小さくなってくる。

まだ誰も追ってこない。


46km/hぐらいの巡航スピードに入った。


沿道の声援を1人で受けながら走るのは気持ちがいい。

そのうち審判バイクが頻繁についてきてタイム差をはかっているようだ。


ツール・ド・宮古島の時はタイム差を教えてくれたのだが今回は教えてくれない。

ついに集団が見えなくなった。


最後まで逃げ切りたいが、

途中で長い登りがあるので単独の逃げではここで捕まる可能性が大きい。


由仁町の市街地を走ると

沿道でたくさんの人が応援してくれているのでペダリングにも力が入る。


まだ集団は見えてこない。

由仁駅を過ぎて右折してしばらく走ると1kmちょっとぐらいの登りが始まった。

この登りは障害物が全くなくて向かい風も吹いていたため

疲れも加わって単独の逃げでは一気にスピードが落ちてきた。


集団が追いつく前に登り切って下りに入ってしまえばまだ逃げられる。

がむしゃらにペダリングをする。


2/3ほど登ったところで遠くに集団が見えてきて

その前に3人が逃げているのが見える。

俺の逃げるスピードが速かったので焦って追いかけてきたのだろう。


こうなったらもう追いつかれるのは時間の問題なのでスピードダウンすることにした。


登り切って少し下り始めた頃に集団に吸収された。

結局、約10kmぐらいは単独で逃げたことになる。

登りがなければもっと行けたんだけどね。(笑)


この登りを下ってからゴールまでは全て平坦コースだ。

ここから逃げた方がよかったかもしれない。

チョット失敗したかな。(笑)


(その3)へ続く。。。


(レース参戦記録) 
2008年      http://www.big.or.jp/~arimochi/2008.race.html
2007年      http://www.big.or.jp/~arimochi/2007.race.html
2004~2006年 http://www.big.or.jp/~arimochi/race.kiroku.html



ツール・ド・北海道2008(ロードレース)その1

2008年9月14日(日)晴れ


昨日に引き続き快晴のレース日和だ。

また1時間半のドライブで夕張へと向かう、

渓さん、RYOさんは夕張のホテルに宿泊しているので現地集合。


俺たちの走る91kmコースはむかわ町穂別がスタートなのでスタート地点まではバスで移動。

渓さんは45kmコースなので夕張市平和運動公園がスタートとなる。


夕張からむかわ町までこれから走るコースを逆走してゆく。

レースがどういう展開になるのかワクワクしてくる。

スタート地点に着いて近くの周回コースをグルグルと回ってアップ開始。

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 スタート地点

スタートの招集が始まった。

昨日の上位7人は最前列に並べるらしい。

今ちゃん、紺ちゃんは紹介されて最前列へ、

俺とRYOさんは2列目に陣取った。


この91kmコースは

登録クラス38名
上級クラス29名
高校生クラス16名

合計83名が同時スタートになる。

本当なら登録クラスが1分先にスタートなのだが

ツール・ド・北海道はレース途中でルールがコロコロ変わるので困ってしまうときが時々ある。

もっとしっかり運営してもらいたいもんだ。


ロードレースコースは

むかわ町穂別地球体育館をスタートし中間地点の夕張を通過

そして江別市野幌総合運動公園がゴール。


スタート地点に並んで周りの選手の顔を見回してみる。

高校生も混じっているせいか若くて元気そうな選手が多い。


俺は見た目は若く見えるがもうすぐ47歳!

23歳ぐらいの子供がいてもおかしくはない。(笑)

俺は自分の息子のような歳の選手たちと勝負するわけだ。(笑)

もしかしたらこの選手の中で最高齢かもしれない。(笑)

しかし、

レースでは若い選手には負けていられない

今日もオヤジパワー全開で鬼引き三昧だ!


Team ARIの今日の作戦は


リーダージャージの今ちゃんに2位の紺ちゃんがぴったり寄り添って最後まで守り

ゴールスプリントまでは2人には一切無駄脚は使わないで脚力を温存してもらう。

そしてゴールスプリントで2人同時に発射してもらいどちらかにトップ通過してもらう。

どちらが勝ってもTeam ARIの総合トップは変わらない。


俺とRYOさんの任務は

ガンガン逃げて鬼引きし

上位のライバル選手に脚を使わせ

2人のゴールスプリントを有利に持って行くこと。


集団をひっかきまわすためにはかなりの脚力を使うため

ゴールスプリントには加われないのは覚悟のうえだ。

もし最後まで残れれば今ちゃんの発射台に加わればいい。


RYOさんはヒルクライマーなので夕張までの登りは俺と一緒に頑張ってもらう。


夕張から先は平坦コースがほとんどなので俺の得意な逃げでライバルを翻弄させる。(笑)

さぁどんなレース展開になるか楽しみだ。

スタート前に検討を祈って4人で握手を交す。


09:00にスタート!


最初の市街地の700mは先導車の後ろについてパレード走行。

先導車から白旗が降られてレース開始。

いきなり1人が飛び出して逃げ出した。

しかし誰も負わない。(笑)


最初の数kmはカラダを暖めるためにスピードは控え目に。(笑)

時々、飛び出す選手がいるが俺たちはしばらくは追わない。

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北海道勢は俺たちの動きをかなり気にしているようだ。


さてカラダも暖まってきたので作戦開始!!


国道274に合流するまでは秦野の丘陵地帯のようなアップダウンが約10kmほど続いている。

下りで勢いをつけて登りで逃げの体勢!

何度も短いアタックを繰り返して牽制し

北海道勢の様子をうかがう。


しばらくアタックを繰り返すうちに上位のライバル選手がアタックに反応しはじめた。

今ちゃん、紺ちゃんは集団内で動かずに傍観している。

作戦どおりだ。


国道に出る手前で派手にアタックして鬼引き!

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するとRYOさんが


「ARIさん、少し押さえましょうよ」


と言うのでスピードダウン!

俺のアタックにつられてライバル選手が続けてアタック!

俺たちはそこで追わないで脚を休める。


国道に合流してからは緩い登りが始まるので

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アタックしたライバル選手もスピードが落ちてきて集団に吸収。


俺はレース前の車の試走で

どこでアタックをかければ一番効率よくライバル選手の脚を消耗させられるのか考えていた。

実際に走ってみるとライバル選手は

俺が考えていたのと近い走りをしてくれたので嬉しくなってしまう。(笑)


国道274に合流して5kmぐらい先で

約5kmほどの登りが始まるため

他の選手がアタックしても反応しないで次のアタックに備えて集団で脚を休めておく。


さぁ今日のコースの核心の登りにさしかかってきた。

アタック開始の目印にしてあった看板を通過したので

俺とRYOさんの2人で強烈なアタック開始!


みるみるうちに集団を引き離していく。

まだ誰も反応して追い掛けてこない。


RYOさんはヒルクライムのみでBR―1に昇格した本格派ヒルクライマー。

俺も年代別クラスなら多数の優勝経験があるヒルクライマーの端くれだ。

あっと言う間に集団と距離が開いてしまった。


しばらくすると1人の選手が飛び出して追い掛けてきた。

昨日は3位だったライバル選手だ。

またもやうまく作戦に乗ってくれた。

ここでたっぷりと脚を使ってもらおう。


この選手が追い付いてくるまで

俺たちが頑張って走っても無駄脚になるので少しスピードダウン。


追い掛ける方は俺たちに追い付こうと必死にペダリングしていることだろう。

登り区間の後半になってやっと追い付いてきて俺たちを抜かして行った。


この体勢になると俺たちの作戦は大成功!


後は俺たちはスピードダウンして集団に戻ればいいだけだ。

追い越して行ったライバル選手はアドレナリンが出ているのか

そのままのスピードで登って行った。


するとRYOさんが何を血迷ったのかライバル選手を追い掛け始めたではないか。

山岳賞があれば追う価値はあるのだが山岳賞なんていうものはない。(笑)

追えば無駄脚を使うだけだ。

俺が散々怒鳴っても聞こえないらしく最後まで追い掛けて行った。


ライバル選手に抜かれてRYOさんのヒルクライマー魂に火が付いてしまったのだろう。(笑)

まぁライバル選手にかなり脚を使わせたのでよしとしよう。


(その2)へ続く。。。

(レース参戦記録) 
2008年      http://www.big.or.jp/~arimochi/2008.race.html
2007年      http://www.big.or.jp/~arimochi/2007.race.html
2004~2006年 http://www.big.or.jp/~arimochi/race.kiroku.html



ツール・ド・北海道2008(個人TT)

2008年9月15日(土)晴れ


去年の1Stステージでは雨に降られてしまったが

今日は快晴で雨の心配がまったくないので一安心。(笑)

北海道の空気は湿気が少ないので気持ちがいい。


約1時間半のドライブで夕張の会場に到着!

ここでTeam ARIが全員集合。


今年の参加は有持、渓、今田、鈴木、紺野の5名。

そして渓さんの友人の徳永さん。


さっそく受付をすませると


俺のゼッケンは1番! 

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最初から縁起のいい番号だ。(笑)

ステージレースが終わるまでこのゼッケンを付けることになる。


登録クラスは38人。

38番の選手からスタートするので俺が一番最後だ。(笑)

Team ARIではまずはA―6クラスの渓さんが一番手。

なんといきなり2位入賞!

さいさきのいいスタートとなった。

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続いて俺たちのA―1クラスはRYOさん、今ちゃん、紺ちゃん、俺の順番。

他の選手の最高タイムは1分22秒代が出ている。

まずはRYOさんが出走!!

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さて今ちゃんの順番がやってきた。

相当気合いが入っているしなかなかいいスタートダッシュだ!

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最後は叫びながらゴール!(笑)

なんと21秒代を叩き出した。

これで暫定トップ!


今ちゃんにわずかに遅れて紺ちゃんも21秒代を出した。

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この時点で残り8人でTeam ARIが1位、2位になっている。


さて最後に俺の順番がやってきた。

俺のバイクはスコット(CR―1)、ホイルはフロントがコスミックカーボンプロ、リアはコリマのディスクホイル。


クリートを入れた状態でスタート!

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駐車場をぐるっと回ってから緩い登りの直線に出る。

シフトダウンしながらダンシングでかけ登って行く。

https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/a/f/af1d8980.jpg

登りきって傾斜が落ちるとすぐに折り返し地点だ。


折り返すと緩い下りになり少し登って最後はまた緩い下りになる。

最後はダンシングでゴール!

https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/5/7/57333081.jpg

タイムは1秒27秒15。


昨日の試走とタイムは変わらなかった。(泣)

失敗の原因はギアを重くしすぎたこと。

短い距離のスプリントなら軽いギアを高回転で回した方がスピードが出る。

昨日の試走は重いギアで走ってあのタイムだったので

今日は軽めにしようと思っていたのだが

いつも練習で乗っている固定車の重いギアに慣れてしまっていたためか

本番になるとカラダが反応して最後は11Tまで入れてしまった。(笑)

これではあの短い距離では回しきれない。


結果は16位。

残念無念!

これで今ちゃんが1位、紺ちゃんの2位入賞が確定した。

https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/f/f/ff6f9723.jpg


そして


念願のリーダージャージを今ちゃんが着ることになった。(*^^*)

まさかの1位で今ちゃんは本当に嬉しそうだ。

https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/2/4/241d4806.jpg

俺も仲間がリーダージャージを着てくれるなんて嬉しい限りだ。(*^^*)

渓さんはA-6クラスで見事2位入賞!!

https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/6/4/6471e5a7.jpg


まだステージレースは始まったばかり。

最終日までTeam ARI全員で一致団結して

このリーダージャージを死守していかなければならない。


俺は明日のロードレースの個人の順位を狙いたい気持ちを捨てて

チームのためにアシストに専念することに決めた。


一緒に走る4人は全員が入賞できるくらいの力を十分持っている。

確に自分が勝ちたくないと言ったら嘘になる。


この1年、自分に厳しく人並み以上のトレーニングを積んできたし

体調もツール・ド・北海道に向けて調整しピークを合わせてきた。

狙えるものなら俺も、いや全員が優勝を狙いたいと思っているだろう。


しかし、


今の段階で大勢の北海道勢を押さえて総合優勝を狙える仲間が2人もいる。

これは本当に素晴らしい成績だ。


私情を捨ててチームのために走りそして仲間の総合優勝が決まれば

チームの力をアピールできるし

何よりもみんなで一緒に喜びを分かちあうことができる。


残りの2レースは

チーム全員の力で

最後に総合優勝を勝ち取れるまで

力の限り走りきろう!

(ロードレース編)へ続く。。。

(レース参戦記録) 
2008年      http://www.big.or.jp/~arimochi/2008.race.html
2007年      http://www.big.or.jp/~arimochi/2007.race.html
2004~2006年 http://www.big.or.jp/~arimochi/race.kiroku.html



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