(その2)より。。。
相変わらず向かい風が強いホームストレートを
ひたすら走っていくがスピードは全くでない。
まだ空気は微妙に残っている。
シングルトラックに入るときに振り返って確認したが
影○さんはまだ見えてこない。
このまま逃げ切れるのか??
最後の1周なので
逃げ切ろうとがむしゃらに走っていく。
しかし
長い登りの後半で
とうとう影○選手が追いついてきた。
「一緒に表彰台に行きましょう!!」
と声をかけてくれたが
この状態ではどうなる事やら。
しかし現在の順位は3位!!
まだ表彰台圏内だ。
とにかく
シングルトラックの下りで頑張っておかなければ
ゴール前のBMXコースで
後続に追いつかれたのではどうしようもない。
だが、
登りが終わって下りに入る頃には
もうタイヤの空気圧は全くなくなっていた。
こうなったらリムからタイヤが外れないことを祈って
走っていくしかない。
タイヤが外れたらスーパーフライを担いで走るだけだ。
影○選手はもうかなり前を走っているのが見える。
そして
BMXコースを半分ぐらい走った頃に
後続選手が1人追いついてきた。
もうこの時には空気がなくなって
リムをゴリゴリ鳴らしながら走っていたので
どうしようもない。
抜かれてもそのまま見送るしかなかった。
これで入賞が消えてしまったのが悔しい。。。
現在4位。
後半の登りにさしかかった時に
また後続選手が見えてきた。
もうこれ以上抜かれる訳にはいかない。
リムが壊れるのを覚悟で登っていく。
チームメイトの吉田さん。。。
ホームストレート近くまで登る舗装路で
今度はチェーンが噛んでしまい動かなくなってしまった。
あれだけ泥が詰まっていたらしかたがないが。。。
ゴールはすぐそこだし停まるわけにはいかない。
スーパーフライを押して舗装路を登って
下りになってから飛び乗った。
下りきったらゴールまで押して登るだけだ。
と思っていたら
下りの衝撃で噛んだチェーンが外れてくれていた。
ラッキー!!
そのままリムをゴリゴリ言わせながら
最後の登りを登って
ゴール!!
3位までの入賞は逃がしてしまったが
入賞なんとか4位をキープすることができた。
やっぱり何事もあきらめないで
最後までやり遂げることが大切だ。
パンクさえなければ優勝もあっただけに
悔しいレース展開ととなってしまったが
パンクしないように
確実に整備しておかなかった自分が悪いのでしょうがない。
先にゴールしていた影○選手と握手を交わす。
「お疲れ様でした」
来年は一緒にエリートクラスに昇格して
またバトルができるので今から楽しみだ。
レース後の泥はこんな感じ。。。
粘っこい泥でかなりまとわりついてくるので
一度、リアタイヤとフレームに泥が詰まってしまい
タイヤが回らなくなってしまった。
リザルトを見てみると
47才の俺が最高齢だった。(笑)
俺もあと2ヶ月で48才だが
まだまだ若い選手と対等に走れるのが嬉しい。(^o^)(^o^)(^o^)
※ 詳細リザルトはこちら。。。 http://sunday-sunday.net/race/2009/2009MTB/XC_Res1.htm
来年はエリートクラスだが
昇格するときには48才になっているので
多分、俺が最高齢かもしれない。
来年はエリートクラスでどこまでやれるか
チャレンジの年になる。
しっかりと鍛えておかなきゃね。
修善寺参加のみなさま、応援していただいたたくさんの方々
ありがとうございました&お疲れ様でした。
来年のJシリーズもよろしくお願いいたします。
ではでは~。(^^)/
(レース参戦記録)
2008年 http://www.big.or.jp/~arimochi/2008.race.html
2007年 http://www.big.or.jp/~arimochi/2007.race.html
2004~2006年 http://www.big.or.jp/~arimochi/race.kiroku.html
2008年 http://www.big.or.jp/~arimochi/2008.race.html
2007年 http://www.big.or.jp/~arimochi/2007.race.html
2004~2006年 http://www.big.or.jp/~arimochi/race.kiroku.html