2020年6月17日(水)晴れ

今日はクライマートレーニング施設の【クライマー虎の穴】が完成して最初の講習会の開催となりました。

今日はリードクライミング基礎講習会を開催します。

今までは広沢寺で開催していましたが地上で練習できるビレーポイントはリングボルトだけしかありませんので色々なパターンで練習することがなかなかできませんでした。

【クライマー虎の穴】では各種ビレーポイントを設置してありますので集中して練習することができます。

まずはトップロープをセットするときのビレーポイントの作成方法から。

ボルト2本の流動分散。

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インクノットの固定分散。

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ボルト3本の流動分散。

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環付カラビナヌンチャク2本のセット。

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浅打ちリングボルトのタイオフ。

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浅打ちハーケンのタイオフ。

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リング2個のビレーポイントで懸垂下降をする場合、下記の写真の様なセット(左が懸垂下降、右がセルフビレー)をするクライマーを良く見かけますがこれは絶対にやってはいけないセットです。

万が一ボルトが抜けた場合には墜落するしかありません。

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懸垂下降する場合は両方のリングにロープを通します。

今、右側のセルフビレーは1本で取っていますが、テラスが無くハンギングビレーになる場合にはもう1本のリングからもセルフビレーを取る必要があります。

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コネクトアジャストと環付カラビナヌンチャクを使ってのセルフビレー。

コネクトアジャストの長さを調整してヌンチャクの長さと同じにし均等に荷重をかけます。

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掛け替えでの回収。

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残置シュリンゲが無い場合の懸垂下降。

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シュリンゲ又はロープを切った物で流動分散を作り懸垂下降用ロープをセット。

ロープの流れが悪くなりそうなら環付カラビナ等を残置します。

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ヌンチャクへのクリップの練習。

両手で左右両側のゲートを使い練習をします。

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トップロープのセット方法、各種ビレーポイントでの回収方法を学んでいただいてからクライミングボードで実践練習をします。

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ボルトにロープをクリップしながらビレーポイントまでリード。

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トップロープをセットしてロワーダウン。

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ロワーダウンしながらヌンチャクの回収。

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トップロープでテラスまで登ります。

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掛け替えでのビレーポイントの回収と下降。

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回収してロワーダウン。

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今日はお一人参加でしたので何度も反復練習をやっていただきました。

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これで外岩でのリードクライミングも完璧ですね。

【クライマー虎の穴】では色々なパターンで練習できるので、広沢寺での講習よりも遙かに効率がいい講習会となりました。

今日はお疲れ様でした。

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