2021年4月27日(火)晴れ

今日は【クライマー虎の穴】で単独登攀講習会を開催。

単独登攀は1人で岩壁を登る技術です。

実際の岩壁では絶対に落ちないぐらいの自信のある技量のあるクライマーで無ければ危険です。

まずはメインロープ1本での単独登攀の練習をします。

ビレーポイントに流動分散でアンカーを作成してメインロープの末端を固定。

環付カラビナの結びはラビットノット。

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今回の単独登攀にはソロエイドを使います。

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取説とのセット方法を少し手を加えてロープが出しやすい方法にします。

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ソロエイドを首から吊して動かない様に正面にセット。

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このセット方法なら片手で簡単にロープを出す事ができます。

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メインロープは引き出せるようにサブザックに入れて背負います。

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単独登攀開始。

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登りながらロープを簡単に出せるので楽です。

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墜落した場合はソロエイドのストッパーが効いて確実に停止。

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上部のテラスまで登ります。

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テラスに付いたらビレーポイントを作成してメインロープを固定。

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そしてヌンチャクを回収しながら懸垂下降。

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下のビレーポイントに付いたら登り返しの準備をしてタイブロックを使いクライミング。

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最後にロックンロールを使ってザックを荷揚げ。

ザックが重い場合は1/3引き上げシステムを使います。

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ザックを引き上げたら次のピッチを登る準備をします。

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今度はバックロープを使う方法。

オーバーハングなどをエイドで登った場合はメインロープで懸垂下降ができない場合があるので、バックロープを使い懸垂下降します。

まずはメインロープをサブザックに引き出せるように入れます。

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バックロープはザイル袋に引き出せるように入れます。

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メインロープをアンカーにセットしバックロープの袋も固定。

そしてソロエイドをセット。

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メインロープとバックロープが絡まないように登ります。

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バックロープは登れば自動的に出てきます。

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ヌンチャクをかけながら登攀。

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墜落しても確実に停止。

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テラスに付いたらビレーポイントを作成してメインロープとバックロープを固定。

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バックロープで懸垂下降をして下のビレーポイントに戻ります。

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次に下のビレーポイントを回収。

メインロープをタイブロックを使って登りながらヌンチャクを回収。

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テラスまで登ったらザックとバックロープを引き上げて、次のピッチを登るための準備。

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荷揚げのためのフォールバック。

岩場でこすれても破れない様にかなり丈夫に造ってあります。

私はルート開拓などで良く使っていました。(^^)

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単独登攀はかなり手間がかかるのでスムーズにセットができる様にならなければ時間がかなりかかってしまいます。

そして安全確認も1人で全て行うので絶対にセットミスはしないようにしなければなりません。

安全のためにも何度も反復練習をして覚えて下さい。

今日はお疲れ様でした。(^^)

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