今日は【クライマー虎の穴】でクライミングセルフレスキュー講習会の予定でしたが、強い雨予報のためにストーンマジックでの開催に変更となりました。
【クライマー虎の穴】では多少の雨でも技術講習会が開催できるので、ストーンマジックでの技術講習会は久し振りです。

クライミングセルフレスキュー講習会の内容は下記の通りで必要最低限の技術を学んでいただきます。

レッグループにカラビナをかけてロープを折り返します。
手の形が重要。

ループを作ってロープを通しカラビナを掛けます。
通常はロープを伸ばして止め結びにしますがカラビナを掛ける方がセット、解除とも簡単。

ミュールノットの解除。
ビレーデバイスの下のロープを押さえていないと一気にロープが出ます。


次はO澤さんが練習。




続いてテンションからの脱出の練習。
マッシャノットを作ってビレーポイントに連結。


ミュールノットを解除してテンションを移していきます。


バックアップを取ってビレーデバイスを解除。
ぶら下がったクライマーを降ろす場合にはマッシャノットを移動させます。

もう一本のロープがフリーになっている場合は引っ張って回収できます。

最期にW辺さんが練習。
今度はO澤さんを宙づりにして実際の荷重を体験。




次は1/3での引き上げ。
セットにはアンカーはジジにしておけばビレーデバイスよりも抵抗が少なく流れがいいです。
ロープにはタイブロック&アクシオムスライダー(プーリー付きカラビナ)を使用すればセットも簡単で抵抗も少ないです。

マッシャノット&カラビナの場合は抵抗が増えて重くなります。

最初からレスキュー目的でセットする場合にはアンカーはロックンロール(ストッパー&プーリー
などを使えば更に軽く引く事が出来ます。

ロックンロール。

1/5の引き上げ。
更に軽く引けますが、ロープを引く方向が変わるのでテラスが広い場合限定。

セカンドが宙づりになってビレーデバイスでロックしているカラビナを緩めてロープを出してセカンドを降ろす方法。
宙づりの場合は固くロックされていて手では解除出来ないので、マッシャノットでバックアップを取ってからシュリンゲをかけて身体で引きます。
マッシャの緩め方と身体での引き方に要注意。

半マスト(ムンターノット)でのセカンドのビレー。

半マスト(ムンターノット)でセカンドを降ろす場合、心配であればマッシャノットでバックアップをセットします。

セカンドビレーの練習。

次は懸垂下降からの仮固定。
S田さんから。

ミュールノットで仮固定。

ビレーデバイスを解除して自己脱出。






次は自己脱出からの懸垂下降への移行。




次はO澤さん。





最期にW辺さん。





今日は盛りだくさんのメニューをじっくりと学んでいただきました。
セルフレスキュー技術は滅多に使わないのですぐに忘れてしまいます。
1回の講習会で完璧に覚える事は出来ませんが、復習をしてまたの参加をお待ちしています。
今日はお疲れ様でした。



【クライマー虎の穴】では多少の雨でも技術講習会が開催できるので、ストーンマジックでの技術講習会は久し振りです。

クライミングセルフレスキュー講習会の内容は下記の通りで必要最低限の技術を学んでいただきます。
1 トップが墜落した場合
(1)テンションからの脱出
① ミュールノットでザイルを仮固定
② テンションからの脱出
(2)墜落したトップをテラスまで収容する方法
① パートナーがテラスの上で中吊りの場合
② パートナーがテラスの下で中吊りの場合
2 セカンドが墜落して負傷した場合
(1)下のテラスまで下す場合
① ジジ、ルベルソなどのビレーデバイスからの安全なテンションの抜き方
② テラスまでの下し方
(2)テラスまで引き上げる場合
① 1/3引上げ
② 1/5引上げ
3 中吊りからの自己脱出
(1)墜落して中吊りになった場合
(2)懸垂下降からの登り返し
(3)自己脱出でのバックアップの取り方
(4)自己脱出からの懸垂下降
4 半マストの使用方法
(1)確保方法
(2)懸垂下降
(3)ミュールノットでのザイルの仮固定
今日は3人にご参加いただきました。
まずはS田さんからミュールノットでの仮固定の練習。
重りにはザックをぶら下げてあります。
今日は3人にご参加いただきました。
まずはS田さんからミュールノットでの仮固定の練習。
重りにはザックをぶら下げてあります。

レッグループにカラビナをかけてロープを折り返します。
手の形が重要。

ループを作ってロープを通しカラビナを掛けます。
通常はロープを伸ばして止め結びにしますがカラビナを掛ける方がセット、解除とも簡単。

ミュールノットの解除。
ビレーデバイスの下のロープを押さえていないと一気にロープが出ます。


次はO澤さんが練習。




続いてテンションからの脱出の練習。
マッシャノットを作ってビレーポイントに連結。


ミュールノットを解除してテンションを移していきます。


バックアップを取ってビレーデバイスを解除。
ぶら下がったクライマーを降ろす場合にはマッシャノットを移動させます。

もう一本のロープがフリーになっている場合は引っ張って回収できます。

最期にW辺さんが練習。
今度はO澤さんを宙づりにして実際の荷重を体験。




次は1/3での引き上げ。
セットにはアンカーはジジにしておけばビレーデバイスよりも抵抗が少なく流れがいいです。
ロープにはタイブロック&アクシオムスライダー(プーリー付きカラビナ)を使用すればセットも簡単で抵抗も少ないです。

マッシャノット&カラビナの場合は抵抗が増えて重くなります。

最初からレスキュー目的でセットする場合にはアンカーはロックンロール(ストッパー&プーリー
などを使えば更に軽く引く事が出来ます。

ロックンロール。

1/5の引き上げ。
更に軽く引けますが、ロープを引く方向が変わるのでテラスが広い場合限定。

セカンドが宙づりになってビレーデバイスでロックしているカラビナを緩めてロープを出してセカンドを降ろす方法。
宙づりの場合は固くロックされていて手では解除出来ないので、マッシャノットでバックアップを取ってからシュリンゲをかけて身体で引きます。
マッシャの緩め方と身体での引き方に要注意。

半マスト(ムンターノット)でのセカンドのビレー。

半マスト(ムンターノット)でセカンドを降ろす場合、心配であればマッシャノットでバックアップをセットします。

セカンドビレーの練習。

次は懸垂下降からの仮固定。
S田さんから。

ミュールノットで仮固定。

ビレーデバイスを解除して自己脱出。






次は自己脱出からの懸垂下降への移行。




次はO澤さん。





最期にW辺さん。





今日は盛りだくさんのメニューをじっくりと学んでいただきました。
セルフレスキュー技術は滅多に使わないのですぐに忘れてしまいます。
1回の講習会で完璧に覚える事は出来ませんが、復習をしてまたの参加をお待ちしています。
今日はお疲れ様でした。


