2009ツール・ド・日本海

ツール・ド・日本海(その8)完結編

(その7)より続く。。。


すき家でお腹が一杯になったところで出発!!


ここから韮崎までもう少し下り基調が続く。


途中で富士山が正面に見えてきた。

富士山を見ると帰ってきたな~と言う気持ちが強くなる。(^o^)(^o^)(^o^)


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/7/3/736a6bc2.jpg


韮崎までは

道路は狭いし車は多いしでちょっと危ない場面もあったが

何とかR20に合流した。


R20に入ってからは追い風と言うのもあって

かなりのペースで甲府目指して走っていく。


正面に富士山、右手には南アルプスが綺麗に見えている。


さて、

次は甲府市内の渋滞したR20を抜けていかなければならない。

ここからは保高さんが先頭に出て走り始めた。


やっぱり夜間の市街地の走行は疲れる。

御坂近くなってやっと車が少なくなってきた。


盆地になっている甲府は

昼間は35℃あったらしくて

夜になっても気温が下がらず

相当蒸し暑い。。。(泣)


甲府の市街地を抜けたところで

最後の笹子峠の登りに備えてセブンで一休み。


ここまでで239km


あと約100kmだ。


気を抜かずに頑張るぞ!!


笛吹市を抜けると登りが始まった。

傾斜はそれほど強くはないが約15kmの登りだ。

(距離)15km (標高差)約460m (平均傾斜)約2.6%

省エネペダリングで淡々と登っていくと

笹子トンネル入口に着いた。


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/e/2/e2518f8c.jpg


最初は笹子峠を登るつもりでいたが

さすがにそこまでの気力はもうない。。。(泣)


トンネルは約3kmと結構長い。

道幅も狭いのであまり通りたくはないが

今日は仕方がない。。。


車の排ガスを我慢しながら一気に通過した。


笹子トンネルを抜けると後は延々と下り基調が続く。。。

快適に下っていくと大月に到着。


第4ステージが終了!!

(大月到着)  21:20 スタートから15時間00分
(須玉~大月)  68km
(走行距離)  273km

これで残り100kmを切ったぞ!!


あと約3時間頑張って走れば

01:00頃には無事にゴール出来そうだ。


最後の気合いを入れ直して

第5ステージの最終ステージを出発!!



相模湖までの前半は基本的に下り基調だ。


上野原の市街地への登りがちょっとキツイ。

相模湖インターを過ぎると登りが多くなってくる。


相模湖で一休みしてからゴールを目指す!!


R412から別れて

宮ヶ瀬湖への登りが始まる。


ここからゴールまでは約16kmだ。


この辺りはいつもの走り慣れた道。

慌てず焦らず淡々と走りゴールを目指す。


宮ヶ瀬の虹の大橋を渡った短い坂が最後の登りだ。


宮ヶ瀬の中心地を過ぎて

やまびこ大橋を渡ると

後は土山峠を下ればゴール。


昨日スタートしてから今までの事が色々と頭に浮かんでくる。

ハッキリ言って楽しかった事より辛かった事の方が遙かに多い。


スタート前から分かりきっている事なのに

なんで出発したんだろう??


でも約700kmを走りきって

もうすぐゴールを迎えようとしている。


俺はブログで途中経過をアップしていたので

チームメイトの時田さんが

途中で次のコメントをくれた。


何か日テレの24時間テレビを観ているようです!! 明日が仕事でなければ秘密基地でゴールを待ちたかったです。あと少し頑張ってください!!”負けないで”をかけて応援してます♪♪


本当に嬉しかった。。。


このコメントを見てから

脳内ミュージックを「負けないで」に切り替えた。


いよいよ土山峠が見えてきた。


これを下りきったら

長かった

楽しくもあり苦しくもあった旅も終わる。。。


土山峠は外灯もなく真っ暗なので

最後に落車をしないように慎重に下っていく。


土山峠を下り清川村役場を過ぎると

最後の坂を下って少し登ると

ゴールのセブンイレブンだ。


最後の下りに入る前に

自然と下ハンを持っていた。


最後の下りを下りきったら

ゴールまで約500m


思わずゴールスプリントをしてしまった。

それも

どこにこれほどの力が残っているのかと言うくらいの

全力で。。。


ゴール!!


苦しかった走りを一瞬で忘れて

苦しみが喜びに変わった瞬間だった。。。


このままもっともっと走り続けていたい気持ちだった。。。


保高さん、川崎さんも続けてゴール!!


3人で両手を重ね合い

堅い握手を交わす。


少しウルウルしてきた。(泣)


保高さんは

緊張の糸がプツンと切れてしまったのか

気がふれてしまったかと思うぐらい

延々と高笑いをしていた。


とにかく

無事に3人全員が一緒にゴール出来た事がなにより嬉しい。。。


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/2/9/29f28c8f.jpg
 保高さん。。。


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/8/8/88edecd9.jpg
 川崎さん。。。


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/c/8/c824ac96.jpg
 俺。。。


特に今日は疲れた脚にムチ打ちながら走ったし

1人で走っていたら

精神的に負けてしまい

コース途中で駅に向かっていたかも知れない。


第5ステージ(最終ステージ)終了!!

(ゴール)   00:50 スタートから19時間20分
(大月~清川村) 67km
(走行距離)  340km

(総走行距離)684km (所要時間)46時間40分 ※休憩、宿泊含む
(アベレージ)25km/h

川崎さんは、

スタート前に自ら決めていた事がある。


ツール・ド・日本海を「Team ARI」の入隊テストと決めて

完走したら「Team ARI」に入隊すると言う事を。。。


「Team ARI」始まって以来の過酷な入隊テストだった。

それも自ら志願してだ。


これで川崎さんの「Team ARI」入隊が決定。

認識番号は53番。


保高さん、川崎さん、本当にお疲れ様でした。

ツール・ド・日本海の

苦し楽しい2日間を一緒に過ごす事が出来て

本当にいい思い出になりました。


次回はもっとマニアックなコースを企画しますので

また一緒に走りましょう!!


帰宅すると、

奥様が寝ずに待っていてくれ

いつもの笑顔で迎えてくれた。


ホッとして緊張の糸が一気に切れてしまった。

2日間、応援ありがとう!!(^o^)(^o^)(^o^)

いつもチャリの応援ありがとう!!


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/9/1/91d1b1e6.jpg
 自宅のチャリ格納庫。。。(笑)

それから

ツール・ド・日本海を走行中に

ブログのコメントや個人メールでたくさんの方々に

応援していただきました。


皆様の応援のおかげで

元気をいっぱいいただき

辛いステージも次々と乗り越えて行く事がでて

無事に3人揃ってゴールすることが出来ました。


本当にありがとうございました。


これからも「Team ARI」をよろしくお願いいたします。


そして

(その8)にもなる長い記録を読んでいただきましてありがとうございました。


これでツール・ド・日本海を完結いたします。


走行データはまとめて後日にアップしたいと思います。


ではでは~。(^^)/


(レース参戦記録) 
2008年      http://www.big.or.jp/~arimochi/2008.race.html
2007年      http://www.big.or.jp/~arimochi/2007.race.html
2004~2006年 http://www.big.or.jp/~arimochi/race.kiroku.html



ツール・ド・日本海(その7)

(その6)より続く。。。


小諸で一休みしてから出発

第3ステージだ。

次のステージでやっと山梨に入っていく。



佐久に入ったら雨がパラパラと降り出した。


長野は午後から雨の予報だったので予報どおりだ。


このまま土砂降りにでもなってくれれば

輪行で帰れるのに。。。

と弱きな気持ちも出てくる。(笑)


しかし


願いも届かず雨がやんでしまい

また太陽が顔を出して炎天下になってしまった。(泣)


こうなったら意地でもゴール目指して走るだけだ。

第3ステージは山梨の須玉まで。


このステージは清里までは延々と登り基調だ。

(距離)約41km (標高差)約720m (平均傾斜)2%

傾斜はそれほど強くはないがダラダラ登りが延々と続いている。


登りになると川崎さんのスピードが落ちてくるので

川崎さんのスピードに合わせて走って行く。


ここまで来たら

3人揃って完走したい。(*^^*)


この辺りは

クライミングやレースで何度も来たことがあるので

やっとここまで来たか~。

と言う気持ちになってくる。


しかし、まだ今日のゴールまでの半分にもなっていない。(泣)


登り基調の道を走って行くと

やっと野辺山の麓に着いた。


ここから短いヒルクライムをこなしたら野辺山だ。


野辺山まで走ると

ずいぶんと涼しくなってきた。

いかにも高原という景色が綺麗だ。


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/c/8/c84befad.jpg


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/8/7/877e885c.jpg


さぁ

清里を過ぎたら韮崎までは長い下りだ。


須玉までは約24kmのダウンヒル。

やっぱり下りは気持ちがいい。


途中で保高さんが見えなくなった。

どうやら

ハンドルに付けていた携帯ホルダーが

振動で落ちてしまって拾いにいっていたらしい。


突然、いなくなってしまったので

落車したのか??

と心配してしまった。(笑)


とにかく無事でなによりだ。


この道路はもう数え切れないぐらい走った事があるが

自転車で走るのは初めてだ。


須玉の市街地に入ってきたら

「すき家」が目にとまった。


時間的にも夕食どきだし

迷わずに店の前でストップ!!


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/4/f/4f17f66d.jpg


朝は「吉野家」だったんだけどね。(笑)


ここで後半戦にそなえて「豚丼」をしっかりと食べておく。(笑)

第3ステージ終了!!

(須玉到着)  17:28 スタートから11時間08分
(小諸~須玉)  77km
(走行距離)  205km

須玉でやっと走行距離も205kmを過ぎた。

ここまで来ると見慣れた景色が多いので

帰ってきたな~という気にもなるが、


ゴールまではまだ140km近く残っている。

この調子で走れば

ゴールまで6~7時間ぐらいかかるだろう。


さて次の第4ステージは

韮崎から甲府市街を通過して笹子トンネルを越えて大月までだ。


車が多くなるので気をつけて走らなければ。。。


(その8)へ続く。。。


(レース参戦記録) 
2008年      http://www.big.or.jp/~arimochi/2008.race.html
2007年      http://www.big.or.jp/~arimochi/2007.race.html
2004~2006年 http://www.big.or.jp/~arimochi/race.kiroku.html



ツール・ド・日本海(その6)

2009年8月13日(木)曇り~晴れ


朝は5時に起床。


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/e/9/e966268a.jpg


天気予報を見ると

長野県は午後から雨らしい。。。

午前中には長野を抜けなきゃ。


昨日はあれだけ走ったのでさすがに脚が重い。

出発前に入念にストレッチをしておく。


さて

今日は太平洋を目指して南下して行かなければならない。


まずは昨日のゴール地点の

日本海の海岸へ向かう。


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/5/6/566e42be.jpg
 川崎さん。。。


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/9/6/96db31a3.jpg
 保高さんと俺。。。

ここからスタートだ!

06:20

第1ステージは長野市まで。



R18に入る前に

吉野家で朝食タイム。

定食をガッツリと食べてから出発!(笑)


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/f/f/ff69d24a.jpg


R18は平野にある直線なので

傾斜がないように見えるが

実際には登り基調だ。

あらい~黒姫高原
(距離)約42km (標高差)693m (平均傾斜)2.0%

道路脇の畑を見ると

段々畑になっている。


太陽も昇ってきて気温も一気に上昇し

道路脇にある気温表示は

29℃になっていた。


峠道なら登っていても楽しいが

この道路は登っていても飽きてくる。(笑)


今日も暑い一日になりそうだ。(泣)

長い登りが終わって黒姫高原に到着!


しばらく下って行って小休止!

長野までもう少しだ。

短い峠を越えると道路も広い下りが始まる。


長野まで残り25km。。。


ここを快調に飛ばして下ったら

長野市街に入った。


第1ステージ終了!

(長野到着)  10:25 スタートから3時間5分
(直江津~長野)78km
(走行距離)  78km

第3ステージは小諸まで。



長野まで来て保高さんが調子がいいらしく

信号スタートでダンシングでスピードアップして走っていく。


次の信号で止まったらまたダンシング。

先頭交代した川崎さんも

つられて同じスタートを繰り返している。


これではまるでインターバルトレーニングをやっているようだ。

ロングライドの走りかたではない。


無駄に脚力を消耗してしまうだけなので

俺が前に出て制止して

スロースタートにしてもらう。


とにかくイーブンペースで最後まで走らなければ完走できなくなる。


更に気温も上昇しもう30℃を越えているだろう。


市街地を抜けた所でセブンイレブンに入る。

股の皮が剥けているので

休憩のたびにクリームを刷りこんでいるが

それでも痛い。


延々とダンシングをして走りたい気分だ。(笑)


スタートしてすぐにサドルに座ると痛いので

がに股ペダリング気味にして

少しずつ痛みを慣らしてからサドルに座る。(笑)


5分も走ったら

ダンシングで痛みをとってからまた座るということの繰り返し。(泣)


ここは峠がないので比較的楽だが

交通量の多い道路なので神経を使う。


このあたりになると暑いし股は痛いしで

1時間に一度は休憩しないとカラダがもたない。


水分もどれぐらい消費しただろうか?


もう嫌になってきた頃に小諸に到着!


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/b/5/b5f99143.jpg


第2ステージ終了!

(小諸到着)  13:00 スタートから6時間40分
(長野~小諸) 50km
(走行距離)  128km

(その7)へ続く。。。

ツール・ド・日本海(その5)

(その4)より続く。。。


いよいよ次は最終ステージだ。

これが終わると日本海だ。


時間的に日本海の夕日を見る事は不可能だが

日が暮れてしまっても

日本海を目指そう!!


最後の気合いを入れ直して渋峠を出発!!



ここから中野市までは

標高差約1800mの約30kmのダウンヒルが延々と続く。


最初は快調に飛ばしていたが

上半身が痛くなってくるし

ブレーキをかけている手も痺れてきたので

途中で一度休憩を入れた。(笑)


そして中野市の少し手前のセブンイレブンで

最後の燃料補給をすます。

後は一気に日本海まで突っ走る。


当初の計画では木島平方面へ回って行く予定だったが

時間が遅れているので

木島平は割愛して日本海を目指す事にした。


中野市の先のR292では

保高さんが前にでて少し引いてくれたが

相変わらずスピードアップしていくので

制止してまた後についてもらった。(笑)


北飯山駅の先を左折すると

今日の最後のヒルクライムが待ち受けていた。

(距離)約5km (標高差)243m (平均傾斜)4.7% (最大傾斜)14%

ここまで来てヒルクライムをするのはかなり辛い。。。


しかし


これを登り切ったら

直江津までは下り基調になる。

無心になって淡々と登っていく。


股の皮はすでにむけてしまっているし

両足のアキレス腱も痛み出した。

なんとか腰は大丈夫だが

両手首の外側が痛い。

もうカラダはボロボロ。。。(泣)


名もない峠にあるトンネルを抜けると

直江津へ向かうダウンヒルが始まった。


途中の自販機でコーラを一気飲みしてから直江津を目指す!!


R18に合流してからは市街地になるので

交通量が増えてきた。

ここまで来て事故を起こすわけにはいかないので

慎重に走っていく。


あらい駅の少し先からR18を離れて

直接直江津駅方面を目指していく。


残りもう少しなので最後のラストスパートをかけて

40km/hで巡航していく。

あれだけ走ってきて

まだこれだけの力が残っているなんて自分でも不思議なくらいだ。


R8を過ぎてしばらく行くと

今日、宿泊するホテルα-1が見えてきた。

ちょうど走っている道路脇にあったので

探す手間が省けたのはラッキーだった。(笑)


ホテルの横を通過して

ゴールの日本海を目指す!!


あともう少し。。。


だんだんと海の匂いがしてくる。


最後の信号を渡ると

そこが日本海だった!!


ゴール!!


予定より1時間ちょっと遅れたが

無事にゴールした。(^o^)(^o^)(^o^)


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https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/4/a/4a76d265.jpg


(直江津到着) 19:36 スタートから17時間26分
(渋峠~直江津) 89km
(走行距離)  344km

出発する前は

正直言って

あの過酷な山岳コースを完走できるのか不安があった。

しかし

ボロボロになりながらも完走できたのは本当に嬉しい。


とりあえず目標の半分は達成した。


川崎さんは1時間ほど遅れているが順調に日本海に向かっているとの事。


まだ川崎さんの到着まで時間があるので

ホテルにチェックインして汗を流す事にする。


ホテルのカウンターで冷たいおしぼりを出してくれたのは嬉しかった。


大浴場では今日、頑張ってくれた脚に冷水をかけてクールダウン。


明日の走りに備えておかなければいけない。


風呂から上がってフロントで川崎さんの到着を確認してみると

さっきチェックインしたとのこと。

さっそく部屋まで行って

無事完走を祝って堅い握手を交わした。(^o^)(^o^)(^o^)


お疲れ様でした~。


その後、

ホテルの1階にある居酒屋へ行って

祝杯をあげることになった。


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/f/b/fb8bd1b9.jpg


生ビールを樽で頼んで


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/8/f/8fe892d6.jpg


さっそく乾杯!!


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/2/f/2fd7d6e2.jpg


く~~!!


今日のこの一杯はこたえられない。


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/d/2/d22e38c3.jpg


3人全員が無事に完走してうれしさも3倍だ。(^o^)(^o^)(^o^)


明日は340kmの帰路が待っているので

早めに切り上げて

明日に備える事にした。


(その6)へ続く。。。


(レース参戦記録) 
2008年      http://www.big.or.jp/~arimochi/2008.race.html
2007年      http://www.big.or.jp/~arimochi/2007.race.html
2004~2006年 http://www.big.or.jp/~arimochi/race.kiroku.html



ツール・ド・日本海(その4)

(その3)より続く。。。


さて

次の第4ステージは

今日のメイン志賀草津道路にある渋峠へ向かうコースだ。




軽井沢からR18を中軽井沢まで走って

鬼押出しの看板のある交差点を右折

R146に入る。


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/b/1/b1ebf485.jpg


ここから草津方面に向かって峠を登っていく。

ここも観光地のために

車がムチャクチャ多く

かなり神経を使いながら走って行く。


チャリを視認しているにもかかわらず

右折の車が我が物顔で曲がっていき

危うく巻き込まれるところだった。


峰の茶屋までの登りは

(距離)約8km (標高差)約450m (平均傾斜)5.6% (最大傾斜)15%

とこんな感じ。。。

途中から道幅が広くなって

随分走りやすくなったが

立木の陰がなくなったために

炎天下の中を走ることになり

結構辛い。。。


左手に浅間山があるのだが

雲がかかっていて見えなかったのが残念だ。



峰の茶屋までもう少しと言うところで

ロードレーサーのオジサンがバテてしまって

ハンドルに顔を付けて止まっていたので


「頑張ってくださ~い」


と声援を送ると

復活して途中まで着いてきてくれたのは嬉しかった。(^o^)(^o^)(^o^)


峰の茶屋から羽根尾までは

約20kmのダウンヒルが延々と続く。

直線の下りが多いので

途中で眠くなってきた。(笑)


羽根尾では次の長いヒルクライムに備えて

自販機で水分補給をする。


今日はもう10リットルぐらいの水分は取っているかも知れない。(笑)


ここから草津までは約10kmのヒルクライム

そして草津から渋峠までは約21kmのヒルクライムで

合計約31kmを延々と登る事になる。

羽根尾~草津~渋峠
(距離)約31km (標高差)約1500m (平均傾斜)5% (最大傾斜)15%

羽根尾まで約230km走ってきて

ここから約31kmのヒルクライムだなんて

脚が拒否反応を起こしてもおかしくない。(笑)


しかし


ここを越えていかなければ日本海にはたどり着けない。(泣)

覚悟を決めて出発!!


炎天下で一番暑い時間帯と言う事もあって

パワーが全くでない。

それでも省エネペダリングで淡々と登っていく。


いくら標高が高いと言っても

路面からの照り返しもあるし相当暑い!!

頭がクラクラしてきた頃に

セブンイレブンを発見!!


草津まで残り約3kmぐらいだったが

倒れそうな状態だったために

セブンイレブンに飛び込んだ。


まずはエアコンの吹き出し口に陣取って

カラダをクールダウン。


落ち着いてからアイスを食べてカラダの中からクールダウン。(笑)

これで生き返った~~。


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カラダを冷やしたおかげで草津までは足取りが軽かった。(笑)


俺は草津に来るのは高校の修学旅行以来だ。


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/4/f/4fd19858.jpg


続いて草津ヒルクライムのコースでもある

志賀草津道路を登り始める。


この頃には太陽も雲に隠れてくれて

段々と調子が上がってきた。


樹林地帯を抜けた頃にはガスがかかってきて

肌寒いぐらいになってきた。

こうなると俺は調子が上がってくる。(笑)


気がついたら保高さんが見えなくなっていた。


あまり急ぐ必要もないので

途中の駐車場で保高さんが来るまで小休止。


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/8/1/81a305ba.jpg


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/1/b/1bb1dd1f.jpg


合流してからは白根山を目指して走っていく。


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/5/6/56747345.jpg


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/1/9/197d0a10.jpg


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/2/4/2442686a.jpg


白根山登山口はすぐそこだ。


この頃にはガスも切れて青空が見えてきた。

白根山をはじめ景色がよく見える。


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/d/e/def51da3.jpg


大勢の観光客が白根山に向かって

数珠つなぎになって登っていた。


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/3/c/3c3c8138.jpg


俺たちは素通りして

第4ステージのゴールである渋峠へと向かう。


白根山の先な少し下りになっていて

道路の分岐がありのだが


保高さんが間違えて逆側へ下っていきそうになったので

慌てて呼び戻した。


あれを下ってしまったら羽根尾方面に戻ってしまうので

また登り返さなければ行けないところだった。(笑)


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https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/8/6/863c4a1c.jpg


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/1/7/17beb09c.jpg2


またすぐに登りが始まって

延々と登っていくと


標高2172mの渋峠に到着!!


「やった~着いたぞ~~!!」


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/5/8/58e28346.jpg


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/7/e/7ee35449.jpg


これで約31kmの長い長いヒルクライムがやっと終わった。


第4ステージ終了!!


ここまで来れば日本海まであと一息だ。

(渋峠到着)  15:40 スタートから13時間30分
(軽井沢~渋峠) 64km 
(走行距離)  255km

(その5)へ続く。。。


(レース参戦記録) 
2008年      http://www.big.or.jp/~arimochi/2008.race.html
2007年      http://www.big.or.jp/~arimochi/2007.race.html
2004~2006年 http://www.big.or.jp/~arimochi/race.kiroku.html



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