2009ツール・ド・北海道

ツール・ド・北海道2009(その8)

(その7)より続く。。。


2009年9月13日(日)雨~曇り



今日はいよいよツール・ド・北海道最終日

モエレ沼公園でのクリテリュームだ。


天気は朝から雨が降っていたが

ホテルを出発する頃には雨も止んで路面も乾いてきた。


検車が10:00~11:00からだと案内に書いてあったので

ホテルを少し早めに出発して検車に行くと

検車開始は12:00の開会式が終わってからだと言っている。


去年は09:00から検車開始だと案内に書いてあったのに

検車は12:00からだった。


まったくツール・ド・北海道はタイムスケジュールがあてにならない。

参加者は案内書のタイムスケジュールを見ながら行動しているので

主催者側には何とかしてもらいたい物だ。

主催者の都合でロードレースといい今日といい

コロコロと何度も時間を変えられたら参加者はいい迷惑だ。


検車に行くと人数が多いので

自転車も見ないでステッカーを配っているだけ。

これって。。。。

まぁいいか。


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入念にアップも済ませる。


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 ローラー中の油谷さん。。。

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 俺のスコットくん。。。


時間が来たのでスタートラインへ向かう。

6位までの総合のシード選手は最前列へ。


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俺は2列目に並んだ。


今年の俺のメインレースは

MTBの王滝なので

持久力強化のトレーニングばかりで

ロードレース、とくにクリテリュームのようなダッシュの連続になる

練習はまったくやっていない。


ロードレースはなんとかなったが

クリテリュームとなると

今ちゃんをアシストできるほどの脚ができてないので

どこまで走れるかちょっと不安だが。。。

まぁ最終レースなので落車にだけは気をつけて

気楽に走ってこよう。


整列は前が登録クラスでその後が上級者クラスになる。

全部合わせると100人ちかくになるので

つねに集団の前の方で走っていないと

千切れてしまう可能性もあるし

なにより落車の確率が高くなる。


俺の今年のメインレースは

来週末の王滝だし

ここで落車して怪我でもしたら

いままでのトレーニングが全て無駄になってしまうので

集中して走らなければ。


15:00にスタート!!

今日は13周の36kmだ。


1箇所に短い登りがあるがあとはほとんどフラット。

とにかくコーナーが多いので立ち上がりのダッシュがきつい。


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スタートしてからの2~3周は

先頭付近で今ちゃんの護衛。


今日はロス選手は来ておらず

マークするのはリーダージャージの高○選手と熊○選手の2人。


高○選手は積極的に前で走っているので

控えめに走ろうと言っていた今ちゃんも

熱くなってきて高○選手とのバトルが始まった。


とにかく1秒差なので

高○選手に1秒差つけてゴールすれば今ちゃんの総合優勝が決まる。

熊○選手は

いつものように集団の後の方で走っていて

先頭で走る気はないらしい。


5~6周ぐらいになってくると

俺も結構脚にきていて

ダッシュで追いかけるのが辛くなってきた。


今ちゃん、高○選手、阿○選手などが

逃げたりしていたので

先頭集団のスピードが一気に上がっていく。


俺も逃げに加わりたい所だが

今年の脚の仕上がり具合では無理。(泣)


先頭集団は15~6名と言ったところか。


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最後まで先頭集団で走っていないと話にならないので

後で休んだり前に行ったりとしながら

レースが進んでいく。


油谷さんが応援してくれている??

あれっ??

どうやら周回遅れで切られてしまったらしい。

あれだけ先頭集団のスピードが上がったらしかたないかも。


相変わらず先頭付近ではバトルが繰り広げられている。

来年はロード対応の脚に仕上げてきて

バトルに加わりたい。


さぁ残り1周だ。

今ちゃんも脚を休めるために

後に下がってきた。


ゴールまでもう少し。


残り200m付近で

俺の後にいた今ちゃんが前に出て行った。

俺がゴール直前まで引ければいいのだが

今年の俺の脚では無理。

紺ちゃんがいればな~。


そのままゴールスプリントが始まった。

俺は何人か抜かして前に出て行く。

高○選手が俺の目の前にいる。

今ちゃんはその少し前。


その位置のままゴール!!


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今ちゃんはどうなっただろうか?

1秒差がついていれば総合優勝だ。

かなり微妙な距離だったので

リザルトが出てこないと結果は分からない。


ゴールしてからお互いの検討をたたえ合って握手を交わす。


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リザルトが待ち遠しい。


すると

油谷さんが涙目でやってきた。


「今ちゃんおめでとう!!」


と言っている。

油谷さんは集計中のリザルトを見てきたらしい。

やったね今ちゃん。

2連覇おめでとう!!


リザルトが出てみると

高○選手とは0.11秒の僅差だった。


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ロードレースでは色々とあったが

クリテリュームでは

先頭集団で正々堂々と戦って優勝を勝ち取った。


本当におめでとう!!


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クリテリュームの結果は

(登録クラス)

今田 3位

有持 8位

(上級者クラス)

油谷 DNF

となって

(ステージ総合)

今田 優勝

有持 10位

油谷 60位?

となった。


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 総合リザルト

俺もロードレース対応の脚ができていない割には

なんとかベスト10に入る事が出来たので

まずまずかな。(^o^)(^o^)(^o^)


来年は総合優勝目指して

しっかりとロードレース用の脚を作ってこよう。


表彰式が始まったとたん雨が降り出した。

慌ただしく表彰式が終わって。

今年のツール・ド・北海道も無事に終了!!


みんな怪我もなく走り終えたし

今ちゃんも2連覇達成できたし

大満足で帰路についた。


俺はフェリーが19:30出航なので

高速道路近くの駅で今ちゃん、油谷さんを降ろして

急いで小樽港まで向かう。


着いたときにはもう乗船が始まっていた。

まにあったので一安心。


出港してからは

サッポロクラッシックで

1人で祝杯を上げた。


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ツール・ド・北海道参加のみなさん、お疲れ様でした~。


ではでは~。(^^)/


(レース参戦記録) 
2008年      http://www.big.or.jp/~arimochi/2008.race.html
2007年      http://www.big.or.jp/~arimochi/2007.race.html
2004~2006年 http://www.big.or.jp/~arimochi/race.kiroku.html



ツール・ド・北海道2009(その7)

(その6)より。。。

ここから先は

色々ともめることとなったレース展開になりますが

現場に居合わせた私が

中立の立場をとって

2人のどちらかの肩を持つと言うのではなく

私から見たレース展開と気持ちを正確に書きたいと思います。

読まれた方にはそこを誤解のないようにお願いします。

そして

このレポートは誰かを非難するために書くのではありません。

第3者がゴール前のレース展開について

誤解をしないようにしていただくために書くものです。
 


平地とアップダウンがしばらく続いている。


この辺りだったと思うが

今ちゃんがわざわざ俺の横まできて

高○選手が「まじめな話、協力します」と言ってくれた。

と嬉しそうに俺に教えてくれた。


と言う事は

今ちゃんが高○選手とロス選手の逃げを全てつぶしてきたが

高○選手が今まで一緒に逃げていたロス選手を潰してくれると言うことかな?

協力すると言うことは

今チャンが勝つためにアシストをすると言うことと俺は理解した。


そうすると

ここから先のロス選手への対処は高○選手にまかせておいて

今ちゃんはゴールスプリントに備えて集団で足をためておけばいいだけだ。


俺もそのつもりでいた。


ゴールに近くなってくると強い向かい風の直線で

スピードが一気に落ちてくる。


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ゴールまで残り5km辺りだっただろうか


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高○選手とロスが逃げ始めた。


この時に

俺が高○選手に期待していた動きはと言うと


高○選手がロス選手に散々脚を使わせて

脚を使ったロス選手が疲れた頃に

高○選手が一緒に集団に戻ってくるということ。


俺がこの場面でアシストするなこういう動きをする。

実際に去年のツール・ド・北海道のロードレースでも

俺は今ちゃんのアシストのために

この動きを散々やってきた。


この動きを高○選手に期待したのが

俺の思いこみだったのかもしれないが。。。


ここで高○選手がロス選手に足を使わせてから集団に戻り

今ちゃんの周りを俺と高○選手とで固めれば

今ちゃんはそのまま足を残したままゴールスプリントができる。



高○選手とロス選手が逃げたときには

向かい風の直線なので

このときにすぐに追えば逃げは簡単に潰せる状況だった。


しかし

高○選手がどんな動きをするのか

集団から離れていった2人を

あえて追うことなく動きを傍観していると


なんと

2人が一緒に逃げ始めた。

しかし

髙○選手、ロス選手の逃げを全て自ら潰し続けてきた今ちゃんも俺も

「協力する」の一言があったのであえて2人を追うことはしなかった。


ゴール前にリーダージャージの今ちゃんが動かなければ

集団が動くことはない。


こうなると

今ちゃんと俺の行動は2人の逃げを容認するために集団を押さえていた

と言う形になってしまう。


こんなことをするために

ゴール直前まで高○選手とロス選手の逃げを全てつぶしてきた訳ではない。


結局、高○選手の動きが俺の思っていた行動とは違う動きになってしまった。


このまま逃げ切るつもりだと気が付いたときには

もうゴールまであとわずか。


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集団が追いかけたときにはもう追いつくことができなかった。


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 ゴール前の直線。。。

そして

高○選手、ロスの順番でゴールしていった。


今ちゃんはゴールスプリントをする気持ちにもならず

流してゴールしたらしい。

結果は5位。


俺は集団でゴールして18位。


レース後に他の選手から

「ずっと2人の逃げを潰してきたのに最後の逃げをなぜ潰さなかったのか?」

と不思議がられて何人にも聞かれた。


なぜ髙○選手があの状態で集団に戻らずロス選手と一緒に逃げてしまったのか?


このブログの読者の方々には

今ちゃんと俺は

「2人の逃げを決めるために集団を押さえたのではない」

と言うことを理解していただきたいと思います。


以上が、ロードレースでのゴール前の展開となります。


髙○選手の「協力する」と言う言葉の意味と

その言葉の直後に

なぜロス選手と一緒にゴールまで逃げ続けたか?


この理由を俺は知りたい。



レースが終了してからは

一度、札幌のホテルに移動して汗を流してから

「すすきの」に出直すことに。


今回泊まったホテルには大浴場があったので

今日のレースの疲れをじっくりと癒すことができた。


今夜は北海道の最終夜なので

生ラムのジンギスカンを食べに行くことになった。


まずは乾杯!!


生ラム、ソーセージ、生ラムのタタキ、生トントロ、もやしサラダを食べて

最後にニラ素麺で閉めにした。

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その後は狸小路でお土産を買って

カフェでまったりしてからホテルに帰った。


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天気予報では明日は「雨のち曇り」となっている。


コーナーの多いクリテリュームなので

雨が降れば落車の危険が多くなる。

後は雨が降らないことを祈るだけだ。


(その8)へ続く。。。


(レース参戦記録) 
2008年      http://www.big.or.jp/~arimochi/2008.race.html
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ツール・ド・北海道2009(その6)

(その5)より。。。

2009年9月12日(土)晴れ



今日は第2ステージのロードレース。

コースは

富良野をスタートして山岳地帯を抜けて

桂沢湖を経由し三笠を通過。

そして岩見沢公園の駐車場がゴール!!


札幌にホテルを取っているので

05:00に札幌を出発。

高速を使って岩見沢まで約45分。

高速を走っていると

雄大な大地に朝日が昇ってきた。


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ゴール地点の岩見沢公園に到着。

駐車場にはもうたくさんの車が来ていた。


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駐車場から富良野までは

トラックに自転車を預けて

観光バスでレースコースを逆走していく。


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途中で自走でスタート地点へ向かっている選手が2名いた。

多分、中級者クラスの三段滝まで行くのだろう。(笑)


08:00に富良野到着。

約1時間半のドライブだった。


今ちゃんと一緒にアップを行くことに。。。

とりあえず開会式と出走サインの時間を役員に確認に行くと

開会式は09:30でサインは09:50までとのこと。


そしてレースコースを往復20kmほど走りに行った。


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俺はトイレに行きたくなったので今ちゃんより先に折り返して帰ったら



なんと09:30の開会式が09:00に変更になって

サインは09:20までになっていた。

さっき確認したばっかりなのに。。。


俺が会場に着いたときには開会式が終わってサインが始まっていた。

今ちゃんはコースの先まで走りに行ったので

間に合わなかったらまた一悶着あるだろう。


まぁなんとかサインは間に合ったが

予定通りと回答しておきながら

すぐに時間変更をする神経が理解できない。


ツール・ド・北海道では

昨日のペナルティの件といい

毎年、何かしら問題が起こっている。


まったくね~。


そのうち

わざわざ遠くから走りにくる気持ちがなくなってしまうかも。


10:00に

登録、上級クラスの選手が一斉スタート!!


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 スタート地点。。。


国道に出る2kmほどは先導車についてパレード走行。


俺と今ちゃんが先頭を走る。


審判が旗を振ってレース開始!!


さっそく俺が先頭で走っていく。


※ コースの写真は試走のときに車から撮影したものです。


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まだまだ先は長いのでローテーション。


国道を5kmほど走って左折するのだが

誘導が悪くて

左折せずに直進してしまった選手が何人かいた。


ちょうど左折するときに

「パン!!」

といういい音が。。。


まだスタート直後だというのに

誰かパンクしたらしい。


今ちゃんの前を走っていた選手が

全員直進してしまったが

コースを知っている今ちゃんと俺は

そのまま左折してまた先頭に出た。


ここからトンネルまでは長いのぼりになる。


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しかし、意外と傾斜がなくアウターでも登っていける。


今日、今ちゃんを勝たせるために

マークしておかなければならない選手は

高○選手、、ロス選手、熊○選手の3人。


高○選手、ロス選手の2人は昨日の個人TTでタイムを落としているので

総合優勝を狙っていくためには

積極的な攻めの走りをして

逃げのレースをしていかないと

今ちゃんとのタイム差を短縮することができない。


本当ならリーダージャージの今ちゃんは

のんびりと集団で走っていて

ゴールスプリントに備えて走っていればいいのだが

今日は高○選手、ロス選手の2人が積極的に逃げてくるので

タイム差を広げられないように

今ちゃんも先頭に出て追いかけなければならない。


俺、今ちゃん、高○選手、ロス選手と他に数名の選手で

ローテーションをしていく。


高○選手、ロス選手が逃げると今ちゃんも追いかける。

リーダージャージの今ちゃんが追いかけていくと

集団も追いかけていくので

集団のスピードもどんどんハイスピードになっていく。


俺はできる限り今ちゃんの前に出て行って

今ちゃんの護衛。(笑)


今ちゃんも2人のアタック潰しをするために追いかけているので

俺も常に今ちゃんの前にいるわけではないが

タイミングを見計らって先頭に出て行く。


最初の峠が終わって下りきったらT字路になるので

ここを左折。


左折すると

距離は900mほどと短いが

今日のコースで一番傾斜の強い場所になるので

今ちゃんが先頭に出て行ってアタック!!


ここで集団から千切れた選手もいるだろう。


ここから先はアップダウンが続くので

登りが来るたびに誰かがかならずアタックをかける。


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相変わらず高○選手、ロス選手が前に出てくるので

俺も加わって先頭付近に陣取って走っていく。


コースの中間に三段滝駐車場があって

ここが中級者クラスのスタート地点となっている。


昨日知り合ったブログつながりの伊達さん、山内さんが


「ARIガンバレー!!」


と応援していくれている。

おかげでスピードが上がりました。応援ありがとうございます。


俺は三段滝を3番目で通過。


ここからトンネルまではまた登り区間になる。


同じような展開でトンネルを通過。


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ここから三笠まではダウンヒルが続く。


高○選手、ロス選手も下りで逃げようとするので

今ちゃんも追いかけて逃げを潰していく。


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下りのコーナーで

俺のすぐ前にいた高○選手が

オーバースピードだったのか抜こうとしたのか反対車線に飛び出した。


1度、高○選手が反対車線から戻った直後に

コーナーの先から対向車が来て

ヒヤッとする場面があった。


下りの途中で

高○選手、ロス選手とあと何人かが逃げようとしたので

今ちゃんがまた追いかけて逃げを潰しに行く。


そうこうしているうちに

下り区間も終わって三笠を通過。


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(その7)へ続く。。。


(レース参戦記録) 
2008年      http://www.big.or.jp/~arimochi/2008.race.html
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2004~2006年 http://www.big.or.jp/~arimochi/race.kiroku.html



ツール・ド・北海道2009(その5)

(その4)より。。。


スタート!!


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19Tでダンシングスタート。

決めてあった場所で17Tに入れてさらにダンシング。


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最高速に達したところでDHバーに移る。


向かい風がむちゃくちゃ強い。

なるべく低い姿勢を取って走る。


そして

下ハンに移り16Tに入れて右コーナーを曲がり

噴水入り口の左コーナーに入ろうとしたところ

雨で濡れてテカテカに光る路面が目に入ってきた。


このコーナーにに試走で走ってきた速度で突っ込むと

100%落車するのは間違いない。

とっさにコーナーに突っ込む前に一気に減速。

なんとか危険な左コーナーをクリアーした。


しかし噴水周りも路面は最悪な状態なので

バイクを倒せないしスピードが出せない。


リーンインで上体をバイクの内側に入れて

バイクは倒さずにタイヤの設置面積を増やしてやる。

そして一気にトルクをかけることなく

少しずつスピードアップしていく。


危険地帯はなんとかこなしたが

かなりスピードダウンしたので

数秒のタイムロスは避けられないだろう。

しかし落車するよりはまだました。


後はゴールまでの直線に出るための

2箇所のコーナーをこなすだけだ。

このコーナーの走りは完璧だった。


後はダンシングしながらシフトを1回し

DHバーに移り力の限りペダリング。

ゴール手前の決めてあった場所で下ハンに移り

最後はダンシングでゴール!!


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この土砂降りの雨粒が分かるだろうか?

こんな雨に降られたのではたまらない。(泣)

あの突然の雨さえなければ。。。


タイムは1分37秒。

順位は登録クラスで6位となった。


あの雨のおかげで俺の後からスタートした選手の3~4人が

噴水入り口の左コーナーで落車してしまった。


そしてレースが終わったとたんに

空は青空に変わっていったのが腹立たしい。


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ちょうど俺達のスタートを狙ったように

強風、土砂降りの雨が襲ってきた。

まったくね~。


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そして

今ちゃんの第1ステージの優勝が決定!!

今ちゃん、おめでとう。


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まずは初日のマイヨコーン??(笑)をゲット!!


Team ARIでは

ツール・ド・北海道の第1ステージでベストタイムを出した選手を

他のメンバーがアシストすることになっているので


残りの2レースは今ちゃんが2連覇目指して走ることになる。


今回のレースでは

今ちゃんの嬉しい優勝とは逆の腹立たしいことが起こった。


それは、

登録クラスのヨッシーがスタートしたときのこと。


スタートとゴールへの直線は対面通行になるのだが

ヨッシーの前にスタートした熊○選手が

噴水の折り返しからゴールへの直線へ出るコーナーでコースアウトした。


そのときにちょうどヨッシーが走ってきて

熊○選手がヨッシーの進路妨害をしたために

ヨッシーはブレーキをかけてしまってタイムロス。


熊○選手はそのまま走り去っていった。


その後、ヨッシーは審判にクレームをつけた。


開会式のときには

「何かトラブルがあった場合には再スタートさせる」

と言っていたにもかかわらず

レースが終了したら計測装置などを方付け始めてしまったため

結局、ヨッシーは再スタートすることができなかった。


そして

進路妨害した熊○選手には

当然、失格などの重いペナルティが課せられるはずなのだが

たった1秒のペナルティが課せられただけだった。


おまけに熊○選手は

「コースアウトしたかどうか記憶がない」

と言っていたらしい。


去年のレースで熊○選手は

レース中に今ちゃんに暴言を吐いたりしていた選手なので

みんなの怒りが爆発。

審判に抗議したが


ヨッシーの再スタートもなく

熊○選手のペナルティタイムが1秒だけという

納得のいかない判定になってしまった。


ツール・ド・北海道では

案内に書いてあるスケジュールを当日に急に変更したりすることが多く

不信感があるだけによけいに腹立たしい結果となったのが残念だ。


レース後は今日の宿泊先のある札幌まで移動。


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意外と時間がかかってしまったし

明日の出発も早いので

帰りに「海鮮、焼肉食べ放題」の店へ行って夕食。(笑)


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たらふく食べてご満悦。


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俺はたくさん食べるとお腹を壊してしまうので

途中でトイレに行く羽目になってしまった。(笑)


でも、おいしかったのでいいか~。(笑)


ホテルの大浴場で汗を流したらもう22:00だった。

明日は03:30起床なので早々と就寝。


(その6)へ続く。。。


(レース参戦記録) 
2008年      http://www.big.or.jp/~arimochi/2008.race.html
2007年      http://www.big.or.jp/~arimochi/2007.race.html
2004~2006年 http://www.big.or.jp/~arimochi/race.kiroku.html



ツール・ド・北海道2009(その4)

(その3)より。。。

2009年9月11日(金)晴れ~雨~晴れ



いよいよツール・ド・北海道の初日がやってきた。

今日は第1ステージの個人TT。


場所は

旭川市の石狩川河川敷にある

リベライン旭川パークフラワーランド


コースは

河川敷にある道路をスタートして

公園内にある噴水の回りを一周してから

スタート地点まで戻ってゴール。

距離は1.1kmとかなり短い。


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俺達登録クラスのスタートは一番最後なので

10:00までホテルでのんびりしてから出発。

レース会場までは10分もかからない。


開会式が12:00からなので

それまでに自転車の準備をして試走をする。


会場ではチームCBだがTeam ARIにも所属しているヨッシーとCBの勝川さん

そして

このブログを見ていただいている

千葉から参戦してきている伊達さん、山内さんに声をかけていただいたので

一緒に記念写真を撮影。(^o^)(^o^)(^o^)


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/1/d/1d19d9d0.jpg


お二人には個人TTの時に私のカメラで写真撮影までしていただきまして

ありがとうございました。m(_ _)m


今日は個人TTなので

本当ならTTバイクのプラズマを使いたいところだが

コースが1.1kmと短いために

立ち上がりでは

シフトしながらダンシングしなければならない。


プラズマにはDHバーの先端にシフトレバーが付いているため

ダンシングしながらの変則ができないのでタイムロスになってしまう。

そのためCR-1にDHバーをつけて使用することにした。


ホイルはフロントがコスミックカーボンプロ、リアがコリマのディスク。


今日はコースの周りにコーンが立っているので

噴水周りの入り口のコーナーのラインが制限されていた。


昨日の試走で練習したラインと進入速度がかなり変わってくるので

この場所を何度も走りこんで一番速く走れるラインを探していく。


最終的に

スタートのギア

ダンシングの距離

最適なギアの選択とシフトの場所とシフト回数

下ハンからDHバーへ移る場所

DHバーから下ハンに戻る場所

噴水へのコーナーに突っ込む前のブレーキング場所

コーナーを曲がるためのギアへのシフト場所

噴水周りでのラインとスリップしないためのライディングフォーム

折り返して立ち上がりのダンシングの距離とシフトの場所とギアの選択

ダンシングからDHバーへ移る場所

ゴール前のダンシングに移る場所


以上のことをすべて決めて

何度も走りこんでシュミレーションを繰り返していく。


この一連の動作がミスなくできれば

俺自身の最速の完璧な走りができるはずだ。


開会式が終わって

小学生クラスからレースが始まった。

俺のスタートは14:44分なので

まだ2時間以上もある。


他のクラスの走りを観戦しながらスタート時間まで時間を潰していく。

見ていると本格的なTTマシンで走っている選手も結構多い。

しかし、このコースではTTマシンではタイムロスになる。


今日の天気は晴れで気温もちょうどいい感じのレース日和。

スリッピーな噴水周りも完璧なドライで

走っていても恐怖感は感じない。


上級者クラスになると

1分32秒台のタイムが出ている。


俺と今ちゃんもローラーでアップ。


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精神集中もしてレース準備は万全だ。


上級者クラスで先にスタートした油谷さんが折り返しから帰ってきた。


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この頃はまだ晴れていて

路面は完璧にドライ状態。

この後に突然の土砂降りの雨になるとは想像もできなかった。



今日の個人TTでは

本格的なスタート台が設置されているので

気分も盛り上がってくる。


登録クラスでは今ちゃんが8番目で

俺は13番目のスタート。


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/4/8/488614d4.jpg


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登録クラスのレースが始まって4人ほどがスタートしたところで

あれほど晴れていたレース会場の空に

一気に黒雲が迫ってきて

風が強くなり強い雨が降り出した。


なんというタイミングの悪さだろう。

今まで無風快晴のベストコンディションだったのが

一気に最悪のコンディションに変わってしまった。


噴水の周りは大理石のようなスリッピーな路面となっているので

ここでのタイムロスは避けられないだろう。

落車の危険もかなり大きくなる。


まずは今ちゃんがスタート!!


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/c/7/c7b8f66a.jpg


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/6/c/6c329dfd.jpg


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/1/d/1d19d9d0.jpg0


雨が降り出してきたが今ちゃんも無事に帰ってきた。

タイムは1分33秒で暫定トップ。

さすがだ!!(^o^)(^o^)(^o^)


さぁいよいよ俺の出番だ。

スタート台に乗ると役員がバイクを押さえてくれるので

両足のクリートをセット!!


正面のタイマーのカウントダウンを見ながら精神集中する。


https://livedoor.blogimg.jp/js1ktr/imgs/a/7/a757c526.jpg


(その5)へ続く。。。


(レース参戦記録) 
2008年      http://www.big.or.jp/~arimochi/2008.race.html
2007年      http://www.big.or.jp/~arimochi/2007.race.html
2004~2006年 http://www.big.or.jp/~arimochi/race.kiroku.html



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