(その1)より。。。
今回のレースは
スタートからゴールまでのタイムを計測する
個人TT形式となっている。
スタートはクラスごとに分けて
約30人ずつを30秒ごとのスタートにしているため。
結果はリザルトが出てみないと分からない。
俺は北条さんの次のグループなので
30秒後からスタート。
会場を出発してスタート地点へ向かう。
※ 写真は試走の時に車から撮影したもの。
先に見える2本の電柱あたりがスタートライン。
ここから約2.5km先の交差点までは
平坦区間になっている。
長い直線が延々と続いているので
ワイヤーDHスタイルで
先にスタートした選手をどんどん抜いて行く。
後ろに何人か張り付いてきたので
加速を繰り返して振り切った。
この看板のある交差点を右折。
やっと緩い登りが出てきたが
この先は少し下ってから
また平坦なコースが続いている。
とにかく
30秒先にスタートした北条さんに追いつこうと
ガンガン飛ばしていく。
後ろには誰もついてきていない。
この辺りで北条さんのジャージがチラホラ見えるようになった。
どうやら3人で回しながら走っているようだ。
近づくにしたがって
北条さんが後ろを振り返って
俺が追いついてくるのを警戒しているようだ。
そして6km地点ぐらいで北条さんの集団に追いついた。
ここまでかなりスピードを上げて単独で追い上げてきたので
後半に備えてちょっと休みたいところだが。
そういう訳にもいかない。
このまま2人一緒にゴールすれば
俺がもうすでに30秒差を詰めているので
俺がトップでゴールになってしまうため
北条さんもスピードアップを始めた。
このダムの先からだんだんと傾斜が出てくる。
それでもまだ傾斜は緩いので
2人でローテーションしながらレースが進んでいく。
しかしペースが速いので
前半で追い上げた時に
脚にたまった乳酸が除去できていない。。。
このまま後半の急坂に入って行ったら
脚が回らなくなってしまう。
気温は7℃とかなり寒い。
このコーナーを登って行くと
傾斜が更に増してくる。
北条さんは俺を振り切ろうとスピードアップ。
このまま同じスピードで付いて行ったら
更に乳酸が溜まってしまうので
少しスピードを落とした。
北条さんはダンシングでガシガシ登っている。
だんだん距離が開いて行った。
脚が少し戻れば追い上げて行こうと思っていたが
前半で飛ばしすぎたために
なかなか脚が回復してくれない。
もう少しでゴールだと言うのに
距離が詰まらない。
そうこうしているうちにゴールが見えてきた。
そして2位でゴール!!
いや~疲れた。
今回は完全な作戦ミスで完敗だった。
やっぱり13.5kmのヒルクライムは24kmとは違う。(笑)
でも辛いけど楽しかった。(^^)(^^)(^^)
(その3)へ続く。。。