2019年7月21日(晴れ)
今週末はいよいよ全日本MTB選手権大会。
去年は運よく優勝することができました。できることなら今年も優勝して
2連覇を達成できれば嬉しいのですが。。。
場所は秋田県の田沢湖スキー場。
遠いので金曜日に出発して秋田市内で宿泊しました。
土曜日にコースの試走へ。
コースは去年までの大会と大きく変わっていてスタート、ゴールがコース
の最高地点にあります。
通常はスタートして上り坂が続くコースが多いのですが、ここは一気に下
って登りかえします。
金曜日の夕方にゲリラ豪雨があってコースはまだ滑りやすい状態でノー
マルタイヤで走ったらかなり滑ったのでセミマッドタイヤに交換。
シングルトラックとダブルトラックが交互に出てくる感じです。
3周走って試走は終了。
会場からすぐのロッジで宿泊しました。
そしてレース当日。
レースに向けてのトレーニングも順調、体調も問題なし、バイクのメンテナ
ンスも万全。
暑さに弱い私に取ってはただ心配なのは、やっぱり晴れて気温が上がる
こと。
過去に2回、無理をしすぎて熱中症で倒れて運ばれ数日間寝込んだこと
があるのでこれだけが不安要素。(笑)
しかし今日は雲もほとんど無く快晴で、気温も一気に上昇してきました。
かなり辛いレース展開になりそうです。
今年のマスタークラスのゼッケンは年代別になっているので、レースで混
走していてもどのクラスに抜かれたか一目瞭然。
これは自分の順位を把握するが簡単になるのでありがたいです。
少しでも暑さを和らげるために一番薄いワンピースで。
会場から遠くに田沢湖が見えます。
最初にクラスのレースが始まりました。
スタート&ゴールはこんな感じの場所です。
マスタークラスの招集開始。私は7番コールで最前列。
各クラス一斉にスタート。
今年の全日本チャンプを決める戦いが始まりました。
私はなんとか無難なスタート。
マスター50では塩見さんに続いて2番手で最初の下りへ。
後ろから浅井さんが追い上げてきています。
ダブルトラックが始まってすぐに右折するロックセクションがあるのですが
ここは昨日の試走で落車が続出してドクターヘリまで来る状態になったた
め、スタート直後の1周目だけはカットしてダブルトラックをそのまま下るこ
とになりました。
塩見さんを抜いて前に出ると、今度は浅井さんが前に出て行きました。
シングルトラックは抜きどころがないので追いかけていきます。
キャンバーの斜め登りを過ぎるとフィードエリア。
最初はボトルを取る余裕も無く浅井さんを追いかけます。
またシングルトラックとダブルトラックが交互に出てきて最低地点から長い
登りが始まりました。
ここは無風快晴で一気に気温が上昇するところで暑すぎ。。。
浅井さんを追いかけますがいつものスピードが出ません。
それでもフィードの手前で振り切って先頭にでました。
後ろからは塩見さんが追いかけてきています。
フィードではチームメイトの小嶋くんに冷水ボトルをもらって体にかけてク
ールダウン。
これで生き返るはず??ですが体温が上がりすぎているのかいまいち調
子が上がりません。
登りもシングルトラックとダブルトラックの連続。
登り切ってマスター50でトップ通過。
塩見さんとは約20秒差。
2周目から塩見さんとのバトルが始まりました。
最低地点からの登りでも抜きつ抜かれつが続きます。
さすがにオーバーヒート気味になってきて力が入りません。。。
登りフィードの手前で塩見さんを抜いて先にシングルトラックへ。
しかしスピードが上がらなくなってまた抜かれました。
この頃から先行スタートして行ったクラスの遅い選手が混じってきます。
塩見さんを視界に収めながら追いかけます。
そして塩見さん先行で3周目の最終周回へ。
タイム差は今度は逆の約20秒。
この頃から熱中症気味になってきて意識がもうろう。。。
最初のダブルトラックの下りから右折するロックセクションを1周目と同じ
様に真っ直ぐ走ろうとしてしまいました。
直前でフルブレーキング。
そのままロックセクションに入って行ったため見事に落車。
運よく何もない所に転んだので怪我はありませんでした。
後ろからはマスター40の大橋さんが来ていて「ARIさん落ち着いて」と声
をかけてくれながら先行して行きます。
ハンドルが曲がっているのを落ち着いて直してから今度は大橋さんを追
いかけます。
この落車でかなりのタイムロス。
落ち着いて、落ち着いてと言い聞かせながら大橋さんの背中を追います。
キャンバーの斜め登りを登り切ったらフィードを過ぎた塩見さんが見えま
した。
タイム差は40秒ぐらいか??
今度は下りフィードで冷水のかけ水をしてなんとか最低地点まで下り。。。
そして最後の炎天下の登りが始まりました。
さすがにもう体が限界にきてしまったようで脚が全く回りません。。。
ここでリタイアを考えたほど頭がクラクラしてきました。
もうフラフラしながらペダリングをしている状態。
登りが始まってしばらくするとマスター50のゼッケン255の選手に抜かれ
ました。
これで現在3位。。。
このまま頑張れば表彰台には立てますが、開けた所で後ろを振り返ると
後続集団が迫ってきています。
とにかく走っているのがやっとの状態なのでスピードアップはできません。
もうすぐゴールが近いと言うシングルトラックでやっぱりマスター50の澤田
さんがやってきました。
抜かれてもなすすべもなくゆっくりゴールを目指すだけ。。。
最後の登りで振り返るとマスター50の羽鳥さんの姿が見えました。
さすがにゴール直前で抜かれる訳にはいかないので全力を振り絞ってゴ
ールラインを抜けました。
もう意識もうろうでフラフラです。
今日のレースは3周回だったので助かりましたが、もう1周回あったらここ
でリタイアしていたのは確実でした。
バトルしていた塩見さんが今年のマスター50チャンピオンが決まりました。
お互いの健闘をたたえ合って固い握手。
塩見さん、優勝おめでとうございます。
ワキタソフトのタイム&順位グラフを50代クラスの1~4位で比べてみると、
今回のたれ具合はグラフの通りです。(笑)
順位は年代ではなく総合で表示されています。
ゴールしてから冷水を目一杯かぶってやっと復活しました。
順位は総合13位、マスター50で4位となり表彰台は残念ながら逃がして
しまいました。
さすがにここに立てなかったのは悔しかったですがこれもレースです。
この悔しさがまた来年の全日本につながって行きます。
久しぶりに一緒にレースを走った浅野さん。(^^)
牧野さんは今年2回目のレース。
今日は秋田市では32℃ぐらいあったそうです。
今年は残念な結果となってしまいましたが、レースに向けての準備は万全
で心おきなく全日本に望むことができたので悔いはありません。
ただ、連日の梅雨空がレースの週末だけ晴れてしまい、私にとっては運が
ありませんでした。
良いときがあれば悪いときもあるのがレースです。悪いときにいかにリカバ
リーするかが必要ですね。
8月の白馬は出られないので9月の妙高から始まる後半戦に向けて仕切り
直します。
今回もたくさんの応援ありがとうございました。弱っている時には本当に力
になります。
フィードで冷水を渡してくれた小嶋くんには本当に感謝です。
あの冷水ボトルが無ければ絶対に完走はできませんでした。
そして炎天下の中で撮影していただいた伊東さんにブログ用に写真をいた
だきました。
いつも本当にありがとうございます。
全日本参加の皆様、炎天下のレースお疲れ様でした。
また次回のレースもよろしくお願いします。(^-^)
今週末はいよいよ全日本MTB選手権大会。
去年は運よく優勝することができました。できることなら今年も優勝して
2連覇を達成できれば嬉しいのですが。。。
場所は秋田県の田沢湖スキー場。
遠いので金曜日に出発して秋田市内で宿泊しました。
土曜日にコースの試走へ。
コースは去年までの大会と大きく変わっていてスタート、ゴールがコース
の最高地点にあります。
通常はスタートして上り坂が続くコースが多いのですが、ここは一気に下
って登りかえします。
金曜日の夕方にゲリラ豪雨があってコースはまだ滑りやすい状態でノー
マルタイヤで走ったらかなり滑ったのでセミマッドタイヤに交換。
シングルトラックとダブルトラックが交互に出てくる感じです。
3周走って試走は終了。
会場からすぐのロッジで宿泊しました。
そしてレース当日。
レースに向けてのトレーニングも順調、体調も問題なし、
ンスも万全。
暑さに弱い私に取ってはただ心配なのは、やっぱり晴れて
こと。
過去に2回、無理をしすぎて熱中症で倒れて運ばれ数日間
があるのでこれだけが不安要素。(
しかし今日は雲もほとんど無く快晴で、気温も一気に上昇してきました。
かなり辛いレース展開になりそうです。
今年のマスタークラスのゼッケンは年代別になっているので、レースで混
走していてもどのクラスに抜かれたか一目瞭然。
これは自分の順位を把握するが簡単になるのでありがたいです。
少しでも暑さを和らげるために一番薄いワンピースで。
会場から遠くに田沢湖が見えます。
最初にクラスのレースが始まりました。
スタート&ゴールはこんな感じの場所です。
マスタークラスの招集開始。私は7番コールで最前列。
各クラス一斉にスタート。
今年の全日本チャンプを決める戦いが始まりました。
私はなんとか無難なスタート。
マスター50では塩見さんに続いて2番手で最初の下りへ。
後ろから浅井さんが追い上げてきています。
ダブルトラックが始まってすぐに右折するロックセクションがあるのですが
ここは昨日の試走で落車が続出してドクターヘリまで来る状態になったた
め、スタート直後の1周目だけはカットしてダブルトラックをそのまま下るこ
とになりました。
塩見さんを抜いて前に出ると、今度は浅井さんが前に出て行きました。
シングルトラックは抜きどころがないので追いかけていきます。
キャンバーの斜め登りを過ぎるとフィードエリア。
最初はボトルを取る余裕も無く浅井さんを追いかけます。
またシングルトラックとダブルトラックが交互に出てきて最低地点から長い
登りが始まりました。
ここは無風快晴で一気に気温が上昇するところで暑すぎ。。。
浅井さんを追いかけますがいつものスピードが出ません。
それでもフィードの手前で振り切って先頭にでました。
後ろからは塩見さんが追いかけてきています。
フィードではチームメイトの小嶋くんに冷水ボトルをもらって体にかけてク
ールダウン。
これで生き返るはず??ですが体温が上がりすぎているのかいまいち調
子が上がりません。
登りもシングルトラックとダブルトラックの連続。
登り切ってマスター50でトップ通過。
塩見さんとは約20秒差。
2周目から塩見さんとのバトルが始まりました。
最低地点からの登りでも抜きつ抜かれつが続きます。
さすがにオーバーヒート気味になってきて力が入りません。。。
登りフィードの手前で塩見さんを抜いて先にシングルトラックへ。
しかしスピードが上がらなくなってまた抜かれました。
この頃から先行スタートして行ったクラスの遅い選手が混じってきます。
塩見さんを視界に収めながら追いかけます。
そして塩見さん先行で3周目の最終周回へ。
タイム差は今度は逆の約20秒。
この頃から熱中症気味になってきて意識がもうろう。。。
最初のダブルトラックの下りから右折するロックセクションを1周目と同じ
様に真っ直ぐ走ろうとしてしまいました。
直前でフルブレーキング。
そのままロックセクションに入って行ったため見事に落車。
運よく何もない所に転んだので怪我はありませんでした。
後ろからはマスター40の大橋さんが来ていて「ARIさん落ち着いて」と声
をかけてくれながら先行して行きます。
ハンドルが曲がっているのを落ち着いて直してから今度は大橋さんを追
いかけます。
この落車でかなりのタイムロス。
落ち着いて、落ち着いてと言い聞かせながら大橋さんの背中を追います。
キャンバーの斜め登りを登り切ったらフィードを過ぎた塩見さんが見えま
した。
タイム差は40秒ぐらいか??
今度は下りフィードで冷水のかけ水をしてなんとか最低地点まで下り。。。
そして最後の炎天下の登りが始まりました。
さすがにもう体が限界にきてしまったようで脚が全く回りません。。。
ここでリタイアを考えたほど頭がクラクラしてきました。
もうフラフラしながらペダリングをしている状態。
登りが始まってしばらくするとマスター50のゼッケン255の選手に抜かれ
ました。
これで現在3位。。。
このまま頑張れば表彰台には立てますが、開けた所で後ろを振り返ると
後続集団が迫ってきています。
とにかく走っているのがやっとの状態なのでスピードアップはできません。
もうすぐゴールが近いと言うシングルトラックでやっぱりマスター50の澤田
さんがやってきました。
抜かれてもなすすべもなくゆっくりゴールを目指すだけ。。。
最後の登りで振り返るとマスター50の羽鳥さんの姿が見えました。
さすがにゴール直前で抜かれる訳にはいかないので全力を振り絞ってゴ
ールラインを抜けました。
もう意識もうろうでフラフラです。
今日のレースは3周回だったので助かりましたが、もう1周回あったらここ
でリタイアしていたのは確実でした。
バトルしていた塩見さんが今年のマスター50チャンピオンが決まりました。
お互いの健闘をたたえ合って固い握手。
塩見さん、優勝おめでとうございます。
ワキタソフトのタイム&順位グラフを50代クラスの1~
今回のたれ具合はグラフの通りです
順位は年代ではなく総合で表示されています。
ゴールしてから冷水を目一杯かぶってやっと復活しました。
順位は総合13位、マスター50で4位となり表彰台は残念ながら逃がして
しまいました。
さすがにここに立てなかったのは悔しかったですがこれもレースです。
この悔しさがまた来年の全日本につながって行きます。
久しぶりに一緒にレースを走った浅野さん。(^^)
牧野さんは今年2回目のレース。
今日は秋田市では32℃ぐらいあったそうです。
今年は残念な結果となってしまいましたが、レースに向け
で心おきなく全日本に望むことができたの
ただ、連日の梅雨空がレースの週末だけ晴れてしまい、私
ありませんでした。
良いときがあれば悪いときもあるのがレースです。悪いと
リーするかが必要ですね。
8月の白馬は出られないので9月の妙高から始まる後半戦
直します。
今回もたくさんの応援ありがとうございました。弱っている時には本当に力
になります。
フィードで冷水を渡してくれた小嶋くんには本当に感謝です。
あの冷水ボトルが無ければ絶対に完走はできませんでした。
そして炎天下の中で撮影していただいた伊東さんにブログ用に写真をいた
だきました。
いつも本当にありがとうございます。
全日本参加の皆様、炎天下のレースお疲れ様でした。
また次回のレースもよろしくお願いします。(^-^)