2021年6月15日(火)晴れ
今日は【クライマー虎の穴】でクライミングセルフレスキュー講習会を開催です。
梅雨入りしたと言うのに今日も晴れて夏日ですね。(笑)
講習会の内容は下記の通りです。
まずはトップが墜落したときの対処方法から手順の説明をしていきます。
テンションがかかったロープをミュールノットでの仮固定。
ビレーデバイスのカラビナにロープを巻き付けるやり方が一般的の様ですが、私のやり方の方が素早くできて解除する場合も安全にできます。
次にトップの荷重をビレーポイントに移すテンションからの脱出。
マッシャノットを使います。
マッシャノットが滑った場合のバックアップも忘れずに。
今度は実際にセット手順をやってもらいます。
次はセカンドが宙づりになった場合の引き降ろし手順。
ビレーデバイスはジジを使いましたがルベルソやATCでも手順は同じです。
宙づりの場合はロープが食い込んでいて手だけでは解除できないので体を使って引っ張ります。
一気に解除すると墜落してしまうためマッシャノットでバックアップをセット。
マッシャノットがすぐに効かない様に滑らせます。
スピードコントロールは体でのカラビナの引き具合で調整。
傾斜が緩い場合はロープの握り具合と体でのコントロールでスピード調整します。
次にクライミングボードで実際に墜落してもらい手順の練習。
想定はビレーポイントの真上ではなく右上でトップがぶら下がっていて出ているロープは半分以内。
そのトップをビレーポイントまで回収します。
まずはミュールノットで仮固定。
次にテンションからの脱出。
完全にビレーポイントに荷重を移してビレーヤーはフリーになります。
出ているロープが半分以上残っている場合は、ぶら下がっているトップをマッシャノットを緩めながら降ろして行きます。
可能であればトップにテンションのかかっていないロープのヌンチャクを回収してもらいます。
テンションのかかっていないロープがフリーになったら1/3システムをセットしてロープを引きながらマッシャノットを緩めてロープを出して行きます。
そして無事にトップを回収。
次に空中懸垂下降でのロープの仮固定。
手順はさっきのミュールノットでの仮固定と同じです。
ただし自分の体重がしっかりとかかっているので手を離さないように要注意。
仮固定から自己脱出の準備。
マッシャノットの環付カラビナをハーネスにセット。
ミュールノットを解除してビレーデバイスを回収し自己脱出。
次は自己脱出から懸垂下降への移行。
テンションのかかっていないロープにビレーデバイスをセットしミュールノットを作ります。
ハーネスについているマッシャノットの環付カラビナを外します。
体重を移すとミュールノットが効いて停止するのでマッシャノットのセットを回収。
ミュールノットを外して懸垂下降。
セルフレスキュー技術は滅多に使う物ではないので日頃から復習していないとすぐに忘れてしまいますからしっかりと手順を覚えて練習をして下さい。
今日はお疲れ様でした。
今日は【クライマー虎の穴】でクライミングセルフレスキュー講習会を開催です。
梅雨入りしたと言うのに今日も晴れて夏日ですね。(笑)
講習会の内容は下記の通りです。
1 トップが墜落した場合
(1)テンションからの脱出
① ミュールノットでザイルを仮固定
② テンションからの脱出
(2)墜落したトップをテラスまで収容する方法
① パートナーがテラスの上で中吊りの場合
② パートナーがテラスの下で中吊りの場合
2 セカンドが墜落して負傷した場合
(1)下のテラスまで下す場合
① ジジ、ルベルソなどのビレーデバイスからの安全なテンションの抜き方
② テラスまでの下し方
(2)テラスまで引き上げる場合
① 1/3引上げ
② 1/5引上げ
3 中吊りからの自己脱出
(1)墜落して中吊りになった場合
(2)懸垂下降からの登り返し
(3)自己脱出でのバックアップの取り方
(4)自己脱出からの懸垂下降
4 半マストの使用方法
(1)確保方法
(2)懸垂下降
(3)ミュールノットでのザイルの仮固定
まずはトップが墜落したときの対処方法から手順の説明をしていきます。
テンションがかかったロープをミュールノットでの仮固定。
ビレーデバイスのカラビナにロープを巻き付けるやり方が一般的の様ですが、私のやり方の方が素早くできて解除する場合も安全にできます。
次にトップの荷重をビレーポイントに移すテンションからの脱出。
マッシャノットを使います。
マッシャノットが滑った場合のバックアップも忘れずに。
今度は実際にセット手順をやってもらいます。
次はセカンドが宙づりになった場合の引き降ろし手順。
ビレーデバイスはジジを使いましたがルベルソやATCでも手順は同じです。
宙づりの場合はロープが食い込んでいて手だけでは解除できないので体を使って引っ張ります。
一気に解除すると墜落してしまうためマッシャノットでバックアップをセット。
マッシャノットがすぐに効かない様に滑らせます。
スピードコントロールは体でのカラビナの引き具合で調整。
傾斜が緩い場合はロープの握り具合と体でのコントロールでスピード調整します。
次にクライミングボードで実際に墜落してもらい手順の練習。
想定はビレーポイントの真上ではなく右上でトップがぶら下がっていて出ているロープは半分以内。
そのトップをビレーポイントまで回収します。
まずはミュールノットで仮固定。
次にテンションからの脱出。
完全にビレーポイントに荷重を移してビレーヤーはフリーになります。
出ているロープが半分以上残っている場合は、ぶら下がっているトップをマッシャノットを緩めながら降ろして行きます。
可能であればトップにテンションのかかっていないロープのヌンチャクを回収してもらいます。
テンションのかかっていないロープがフリーになったら1/3システムをセットしてロープを引きながらマッシャノットを緩めてロープを出して行きます。
そして無事にトップを回収。
次に空中懸垂下降でのロープの仮固定。
手順はさっきのミュールノットでの仮固定と同じです。
ただし自分の体重がしっかりとかかっているので手を離さないように要注意。
仮固定から自己脱出の準備。
マッシャノットの環付カラビナをハーネスにセット。
ミュールノットを解除してビレーデバイスを回収し自己脱出。
次は自己脱出から懸垂下降への移行。
テンションのかかっていないロープにビレーデバイスをセットしミュールノットを作ります。
ハーネスについているマッシャノットの環付カラビナを外します。
体重を移すとミュールノットが効いて停止するのでマッシャノットのセットを回収。
ミュールノットを外して懸垂下降。
セルフレスキュー技術は滅多に使う物ではないので日頃から復習していないとすぐに忘れてしまいますからしっかりと手順を覚えて練習をして下さい。
今日はお疲れ様でした。