今日はお二人にご参加いただいて【クライマー虎の穴】でクライミングセルフレスキュー講習会。
バリェーションルートを登っているときに万が一、パートナーが墜落などした場合の対処方法の講習会です。
講習会の内容は下記のとおり。
セカンドのビレーはジジを使用した方がロープの流れがいいので引き上げなどが楽になります。

タイブロック&アクシオムを使用した1/3引き上げ。

セカンドをビレーしている時にセカンドが墜落して宙づりになった場合、ビレーデバイスのロックしたカラビナを安全に緩める方法。


カラビナを開きすぎてもロープが一気に流れないためのバックアップ。

環付カラビナのヌンチャクはバックアップなどで良く使うので1セットあると便利です。

マッシャノット&カラビナでの1/3引き上げ。

1/5の引き上げは引く方向が変わるのでテラスが広い場合には使用出来ます。

ムンターヒッチ(半マスト)でのセカンドのビレー。

手の位置を変える場合はグリップビレーを忘れずに。

セカンドを降ろす場合。

ミュールノットでの仮固定。

次はトップが墜落した場合の処置方法。


ミュールノットで仮固定。


テンションからの脱出方法。

準備ができたらミュールノットを解除。


マッシャノットを緩めてトップを降ろしていきます。

可能であればトップはテンションがかかっていないロープのヌンチャクを回収。

ロープを流していく途中でバックアップの長さを調整するのを忘れずに。


出ているロープが半分以下で、テンションがかかっていないヌンチャクが全て回収できればトップをビレーポイントに回収出来ます。

オーバーハングで墜落してビレーポイントより下にいて、更に1本のロープがフリーになっている場合は
1/3引き上げで引っ張り上げます。



次に懸垂下降中のミュールノットでの仮固定。

そして自己脱出の準備。


自己脱出。


自己脱出からの懸垂下降への移行。







セルフレスキュー技術は日頃は使わない技術です。
練習していないとすぐに忘れてしまいます。
本番で使えないと意味がありませんので定期的に練習をお願いします。
今日はお疲れ様でした。



バリェーションルートを登っているときに万が一、パートナーが墜落などした場合の対処方法の講習会です。
講習会の内容は下記のとおり。
【 クライミングセルフレスキュー講習内容 】
1 トップが墜落した場合
(1)テンションからの脱出
① ミュールノットでザイルを仮固定
② テンションからの脱出
(2)墜落したトップをテラスまで収容する方法
① パートナーがテラスの上で中吊りの場合
② パートナーがテラスの下で中吊りの場合
2 セカンドが墜落して負傷した場合
(1)下のテラスまで下す場合
① ジジ、ルベルソなどのビレーデバイスからの安全なテンションの抜き方
② テラスまでの下し方
(2)テラスまで引き上げる場合
① 1/3引上げ
② 1/5引上げ
3 中吊りからの自己脱出
(1)墜落して中吊りになった場合
(2)懸垂下降からの登り返し
(3)自己脱出でのバックアップの取り方
(4)自己脱出からの懸垂下降
4 半マストの使用方法
(1)確保方法
(2)懸垂下降
(3)ミュールノットでのザイルの仮固定
セカンドのビレーはジジを使用した方がロープの流れがいいので引き上げなどが楽になります。

タイブロック&アクシオムを使用した1/3引き上げ。

セカンドをビレーしている時にセカンドが墜落して宙づりになった場合、ビレーデバイスのロックしたカラビナを安全に緩める方法。


カラビナを開きすぎてもロープが一気に流れないためのバックアップ。

環付カラビナのヌンチャクはバックアップなどで良く使うので1セットあると便利です。

マッシャノット&カラビナでの1/3引き上げ。

1/5の引き上げは引く方向が変わるのでテラスが広い場合には使用出来ます。

ムンターヒッチ(半マスト)でのセカンドのビレー。

手の位置を変える場合はグリップビレーを忘れずに。

セカンドを降ろす場合。

ミュールノットでの仮固定。

次はトップが墜落した場合の処置方法。


ミュールノットで仮固定。


テンションからの脱出方法。

準備ができたらミュールノットを解除。


マッシャノットを緩めてトップを降ろしていきます。

可能であればトップはテンションがかかっていないロープのヌンチャクを回収。

ロープを流していく途中でバックアップの長さを調整するのを忘れずに。


出ているロープが半分以下で、テンションがかかっていないヌンチャクが全て回収できればトップをビレーポイントに回収出来ます。

オーバーハングで墜落してビレーポイントより下にいて、更に1本のロープがフリーになっている場合は
1/3引き上げで引っ張り上げます。



次に懸垂下降中のミュールノットでの仮固定。

そして自己脱出の準備。


自己脱出。


自己脱出からの懸垂下降への移行。







セルフレスキュー技術は日頃は使わない技術です。
練習していないとすぐに忘れてしまいます。
本番で使えないと意味がありませんので定期的に練習をお願いします。
今日はお疲れ様でした。


