この山梨大会は2年前の第23回大会で私が初めて空手の試合に出場した思い出深い大会。
決して試合内容は決して悪くはなかったのですが「注意3回」で反則負けとなってしまい悔しい結果となってしまいました。
今回の初戦の相手選手は偶然にもその時と同じ選手と対戦することになってビックリです。
私は奥のAコートで試合になります。

準備を整えて入念にウォーミングアップ。

型の試合が終わって10:40から組手試合がはじまりました。
私はAコートの16試合が1回戦です。
【シニア60歳以上クラス/1回戦】
私はゼッケン63番の白 164cm/62kg/63歳/1級
相手はゼッケン64番の赤 175cm/64kg/62歳/1級
身長は私より10cm高いですが体重はほとんど同じ。
身長は私より10cm高いですが体重はほとんど同じ。
私の右ミドルキックから攻撃が始まってパンチとローキックで相手を押し込んで行きました。
途中で相手の蹴り足を掴んでしまったので私が「注意1」
私が左ローキックばかり出していたので先生が「右で蹴れ」とたくさん指示してくれましたが、実は右足を痛めていたので左ローキックばかりになっていたんです。
その後、右ローキックも何度か出しました。
そして私の右インローを蹴った所でスリップダウンして仕切り直し。
あまりにも右ローキックが出ないので中村先生の指示が激しいです。
残り30秒を切った所で私のパンチが相手の顎に当たってしまい「注意2」
「注意3」になると「減点1」になってしまい反則負けが確定してしまいます。
2年前の山梨大会では「減点1」で負けてしまったので、もしかしたらと頭をよぎりました。
しかし、そのまま最後まで私が攻勢に出てなんとか判定勝ちとなりました。
【シニア60歳以上クラス/準決勝】
本当なら1回戦の3試合後に対戦する予定でしたが時間の都合で午後からの対戦に変更となりました。
予定通りなら1回戦から約5分後の試合だったので体力的にも助かりました。
予定通りなら1回戦から約5分後の試合だったので体力的にも助かりました。
私はゼッケン63番の白 164cm/62kg/63歳/1級
相手はゼッケン65番の赤 172cm/76kg/72歳/2級
私より身長は8cm高く、体重は14kg重くて一回り大きな体格の選手。
この選手は2年前の第23回大会で優勝した選手ですが、72歳で優勝は凄いです。
私より身長は8cm高く、体重は14kg重くて一回り大きな体格の選手。
この選手は2年前の第23回大会で優勝した選手ですが、72歳で優勝は凄いです。
この試合も私の先制攻撃から始まりました。
1回戦ではほとんど出さなかった右ローキックを積極的に出しているので効いてきたらしく、相手選手はかなり嫌がっています。
今回はお互いに反則が無く試合が進んで行ったので休んでいる時間が無く、残り30秒でお互いにヘロヘロです。
セコンドの中村先生の応援が本当に力になりました。
セコンドの中村先生の応援が本当に力になりました。
そのおかげで、最後まで力を振り絞って押し込んで行きました。
これで準決勝も判定勝ちとなりました。
【シニア60歳以上クラス/決勝】
いよいよ最期の試合で決勝戦。
いよいよ最期の試合で決勝戦。
以前は試合にも良く参加されて入賞経験も豊富な大先輩で、試合には久しぶりの参加だそうです。
久しぶりの試合でも1回戦では対戦した二段の選手に判定勝ちでの決勝進出となりました。
トーナメントでは私の組が人数が多いので私は1戦多くなり、私は3戦目が決勝になります。
私はゼッケン63番の白 164cm/62kg/63歳/1級
反町先輩はゼッケン66番の赤 176cm/84kg/63歳/3段
身長差は12cm、体重差は22kgの差があります。
この大会は無差別級になるので体格差でちょっと厳しいところがありますが頑張るしかありません。
これで勝てれば念願の初優勝なので最後まで力を出し切るだけです。
この試合も私の前蹴りの先制攻撃から始まりました。
私のパンチとローキックの連続攻撃で押し込んで行っています。
後半になると流石に疲れが溜まってきてお互いに動きが鈍くなってきましたが最後まで力を出し切りました。
結果は私の判定勝ちで念願の初優勝が決まりました。
あれだけ連続して負け続けてきた私が、同じ西湘支部の大先輩との決勝となって勝つことができ、3位や2位の入賞が無くいきなり優勝ができたのが何よりも嬉しいです。そして表彰式。
目の前で表彰状に手書きで名前を書いてくれました。

空手では初の表彰台。
自転車レースでは数え切れないぐらい表彰台に立ってきましたが、空手の試合では夢にまで見た初の表彰台に立つ気分は格別です。

いつも厳しい稽古をつけてくれている西湘支部の福田師範がお祝いに来てくれた時には、今までの苦しかった2年間の思いが吹き出してきて握手をしながら思わず泣いてしまいました。
そして、福田師範の目にも涙が浮かんでいました。
できの悪い弟子をここまで指導していただいて本当にありがとうございました。

クラスは違いますが、西湘支部から参加した壮年部の全員が入賞となりました。
本当に嬉しい限りです。

2年前の山梨大会から空手の試合に初めて参戦してから丁度、2年となりこの大会が13回目の試合参戦となりました。
私の参加しているクラスは50歳以上/70kg以下や55歳以上の大会がほとんどで、空手歴数十年のベテラン揃いの人数が一番多いクラスと言う事もあってなかなか勝てるはずも無く、10試合連続1回戦敗退となっていました。
しかし、11回目の神奈川大会でやっと黒帯選手相手に1回戦を勝つことができましたが、2回戦で負けて12回目の岐阜大会ではまた1回戦敗退でトータル1勝12敗。
山梨大会だけ60歳以上のクラスがあるのでここでは絶対に勝ちたい。
人数は少なくなるとは言え、やはり参加しているのは長年空手を続けているベテラン揃いです。
私はいつも試合参加する選手の中でも身体が一番小さくて年齢も最高齢になる事がほとんど。
以前に空手をやっていたと言っても45年前の高校生の3年間だけです。(笑)
以前に空手をやっていたと言っても45年前の高校生の3年間だけです。(笑)
空手を再開してからの経験はまだ2年しかありません。
それでも私よりも若くて身体の大きな選手に勝つためにはパワーとスピード、そしてスタミナを強化するしかありませんでした。
その為、7月のMTB全日本選手権が終わってからは自転車レースへの大会参加を止め、自転車レースのためのトレーニングも止めて空手の練習に集中してきました。
とにかく試合のための技と動きを身体に染みこますためには反復練習しかありません。
自宅で練習するために狭いですが自主練のための道場も作りました。

そして、道場での稽古回数を減らして自宅道場での自主トレの回数をかなり増やし、ひたすら技の反復練習と、サンドバックを叩く蹴りのインターバル練習で高負荷練習を続けてきました。
とにかく試合のための技と動きを身体に染みこますためには反復練習しかありません。
自宅で練習するために狭いですが自主練のための道場も作りました。

そして、道場での稽古回数を減らして自宅道場での自主トレの回数をかなり増やし、ひたすら技の反復練習と、サンドバックを叩く蹴りのインターバル練習で高負荷練習を続けてきました。
道場の稽古では福田師範が、試合で負け続けている私に根気よく試合に勝つための厳しい稽古をつけてくれたのは本当にありがたかったです。
試合前には、道場での通常の稽古が終わってから2時間もマンツーマンで稽古をつけてくれたのは感謝してもしきれないぐらいです。
福田師範、中村先生、諸先輩方のご指導、道場生の方々との一緒の稽古や応援のおかげがあって今回の初優勝を勝ち取ることができました。
そして道場稽古で帰りが遅くなっても美味しい夕食を作って待ってくれている奥さんにも大感謝です。
そして道場稽古で帰りが遅くなっても美味しい夕食を作って待ってくれている奥さんにも大感謝です。
皆様、本当にありがとうございました。
今まで試合での自分に向いている戦い方を色々と模索して挑戦して悪い所をすこしずつ修正し続けてきました。
ほんの少しずつですが、試合のたびに良くなってきている所もありました。
今回の試合では2年間の間、皆様に指導していただいた稽古での蓄積の全てがやっと出し尽くせた感じです。
ほんの少しずつですが、試合のたびに良くなってきている所もありました。
今回の試合では2年間の間、皆様に指導していただいた稽古での蓄積の全てがやっと出し尽くせた感じです。
次戦は来月の静岡県大会に参戦します。
今回の試合の感覚を忘れずに、今回の悪かった所は更に修正してまた勝ちを狙いに行きます。
今回の試合の感覚を忘れずに、今回の悪かった所は更に修正してまた勝ちを狙いに行きます。
静岡県大会でも力を出し切れるようにあと1ヶ月しっかりと稽古を続けて行きます。
また応援をよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。









































